WINE GUIDE|ギフト・高級ワイン

高級ワインの選び方|有名産地・格付け・生産年(ヴィンテージ)の見方

先に結論

  • 高級ワインの値段は、畑の評価・とれる量の少なさ・熟成にかける時間で決まることが多くあります。
  • フランスなら、ボルドーの格付けやブルゴーニュのグラン・クリュ(特級畑)が目安になります。
  • アメリカのナパ・ヴァレーなど、フランス以外にも世界的に評価の高いワインがあります。

高級ワインの値段が高くなる理由

  1. 畑の評価同じ地域でも、日当たりや土の質で畑ごとに評価が分かれます。評価の高い畑のぶどうから造るワインは高くなります。
  2. とれる量の少なさぶどうの実の数をあえて減らすと、残った実に味が凝縮します。そのぶん造れる本数は少なくなります。
  3. 熟成にかける時間樽や瓶で長く熟成させるワインは、出荷までに時間とお金がかかります。
  4. 人気と希少性世界中で欲しい人が多いのに本数が限られるワインは、値段が上がります。

フランスの格付けを知る

ボルドー:シャトーの格付け

ボルドーでは、1855年に作られた赤ワインの格付け(メドック地区のシャトーと、グラーヴ地区のシャトー・オー・ブリオン)が今も使われています。1級から5級まであり、いまの1級はシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ムートン・ロートシルトの5つです(ムートン・ロートシルトは1973年に2級から昇格)。なお、サン・テミリオン地区には別の格付けがあり、ポムロール地区には格付けがありません。

ブルゴーニュ:畑の格付け

ブルゴーニュでは、畑そのものに格付けがあります。上から「グラン・クリュ(特級畑)」「プルミエ・クリュ(1級畑)」「村名」「地方名」の順で、ラベルにも書かれています。

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アメリカ:ナパ・ヴァレー

カリフォルニア州のナパ・ヴァレーは、カベルネ・ソーヴィニヨンで世界的に知られる産地です。1976年にパリで開かれた試飲会「パリスの審判」で、カリフォルニアのワインがフランスの有名ワインを上回る評価を受け、世界の注目を集めました。

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生産年(ヴィンテージ)の見方

  1. 年によって出来が変わるぶどうはその年の天候に左右されます。同じワインでも、天候に恵まれた年は評価が高くなります。
  2. 熟成で味が変わる高級ワインの多くは、年月とともに香りが複雑になり、渋みがまろやかになります。
  3. 贈り物なら記念の年に誕生年や結婚した年など、記念の年のワインは特別な贈り物になります。古い年のものは、長い熟成に向くワインに限られ、保存の状態も大切です。

よくある質問

高級ワインはすぐに飲んでもいいですか?

飲めますが、熟成向きのワインは、開けてから時間をかけて飲むと香りが開いていきます。大きめのグラスで、ゆっくり楽しむのがおすすめです。

高級ワインはどう保存すればいいですか?

日光が当たらない、温度の変化が少ない涼しい場所で、コルクの瓶は横に寝かせて保存します。長く保存するなら、ワインセラーがあると安心です。

格付けのないワインは劣りますか?

いいえ。格付けは産地ごとの決まりです。たとえばボルドーのポムロール地区には格付けがありませんが、ペトリュスのように世界的に評価の高いワインがあります。