商品について
ソラリス ラ・クロワは、長野県上田市東山地区にある約1haの単一畑「ラ・クロワ(十字路)」から生まれる赤ワイン。
マンズワインの技術を結集したプレミアム日本ワイン「ソラリス」シリーズの一本で、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローから造られます。
初ヴィンテージは2016年。
こちらの2017年は、2ヴィンテージ目にあたります。
この年は例年より涼しく乾燥した成熟期間を過ごしたことで、初ヴィンテージとは対照的に、非常に力強くリッチなワインとなりました。
単一畑の少量生産ゆえに、その年の個性がそのまま表れる。今後の熟成による変化も楽しみな一本です。
| タイプ |
赤ワイン |
| 飲み口 |
フルボディ |
| ブドウ品種 |
|
| 原産国・地域 |
|
| 生産者 |
マンズワイン(MANNS WINES) |
テイスティングノート
色調は、濃いガーネット。
香りは、カシスやブラックベリーを思わせる黒系果実が軸。
そこへスパイシーなニュアンスが加わり、複雑さのある香りを描きます。
口に含むと広がるのは、凝縮した果実の豊かなフレーバー。
カベルネ・ソーヴィニヨンがもたらすしっかりとした骨格と、メルローの丸みのある口当たりが調和します。涼しく乾燥した年ならではの、力強くリッチな味わいです。
また、冷涼な信州の気候を映した、伸びやかな酸を楽しめることも特徴的。余韻には旨味を伴った心地よい苦みが残ります。和牛の赤身肉やすき焼きなど、日本の食卓に自然に寄り添う一本です。
【生産者】マンズワイン
マンズワインは、キッコーマンのワインブランド。
1962年の創業以来、日本の食文化に寄り添い、食卓に楽しさと華やぎをお届けするワインを造り続けています。
その気候、風土がぶどう作りの適地として、近年熱い注目を浴びる千曲川ワインバレー。
マンズワインはこの地でいち早くぶどう栽培を始めた、産地のパイオニアです。
上田から小諸にいたる千曲川ワインバレーに契約栽培地を拓いたのは1971年。
その中心地に小諸ワイナリーを建設したのは、1973年のことでした。
当初は、長野県の在来品種である善光寺(龍眼)を中心に栽培。
1981年には、ワイナリー内にシャルドネの植付を開始しました。
当時植え付けられたシャルドネは、現在では樹齢40年を超えています。
日本国内の欧州系ぶどう品種でここまでの樹齢の畑はほぼなく、日本ワイン界を代表する畑となりました。
転機となったのは、1988年10月下旬。
小諸市大里地区を季節外れの大雪が襲い、ぶどう棚の多くが倒壊しました。
この復興にあたり、農家とともに欧州系ぶどうのレインカット垣根栽培をスタートしたことが、後のプレミアムワイン「ソラリス」への足掛かりとなります。
プレミアム日本ワイン「ソラリス」とは
SOLARIS(ソラリス)とは、ラテン語で「太陽」という意味。
陽光をたっぷり浴びて育つ良質のぶどうだけを使う、というマンズワインの思いが込められています。
掲げているのは、日本の風土で、世界の銘醸ワインと肩を並べるプレミアムワインを造るという目標。
その年に収穫したぶどうのポテンシャルを最大限に引き出す努力を、決して惜しむことなく積み重ねています。
小諸ワイナリーは、その「ソラリス」シリーズ誕生の地。
主に欧州系品種を育て、マンズワインの技術を結集したプレミアム日本ワイン「ソラリス」シリーズを中心に生産しています。
雨の多い日本で良いワインを造るための、レインカット栽培法
ヨーロッパなどに比べ、雨の多い日本。
この国で良いワインを造るため、最良のぶどう栽培を目指してマンズワインが考案したのが「レインカット栽培法」です。
1988年の雪害からの復興の際、農家とともに欧州系ぶどうのレインカット垣根栽培をスタート。
そのときに植え付けられたのが、メルロー、シャルドネ、信濃リースリングの3品種でした。
その後、ソーヴィニヨン・ブランも加わりました。
標高約650m、冷涼な気候の小諸は、それらの品種の栽培適地となっています。
一方、赤のボルドー品種は、より温暖な上田市東山の畑が担う。
小区画の畑が、それぞれの個性を表現しています。
【生産地】日本/長野/上田
新たな可能性を求めて、マンズワインが畑を開設したのが長野県上田市東山です。
標高約550m。
小諸よりも比較的温暖な、上田市塩田平の東山地区にあります。
ここでカベルネ・ソーヴィニヨンの植付を開始したのは1994年のこと。
南向きのなだらかな斜面は山を削った造成地だったため、農地履歴のないまっさらな土壌でした。
東山のカベルネ・ソーヴィニヨンは、初生りから手応えがありました。
そのため周辺に自社管理畑を広げ、メルローの植付も開始。
東山のぶどうは、樹齢を重ねるごとにどんどんポテンシャルを上げています。
この土地を特徴づけているのが、土壌です。
東山の畑の裏には地層が露出しています。
およそ2000万年前から500万年前、この一帯は海の底でした。
それが地殻変動により、長い年月をかけて隆起したものです。
粘土質の複雑な土壌を掘り起こせば、海底だったことを物語る丸い小石がたくさん出土します。
こうした土地から生まれるぶどうが、ラ・クロワの味わいを形づくっています。
「ラ・クロワ」の畑に植え付けが行われたのは2008年。
品種ごとに糖分・酸味・タンニンの成熟の変化を見極めて、収穫時期を決めます。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵。
樽で約20ヶ月間育成したあと、その年の畑の収穫量そのままの比率でアッサンブラージュを行います。