商品について
ドイツ南西部の歴史あるワイン産地ラインヘッセンで、6代にわたる家族経営の名門ジャン・ブシャー醸造所が伝統に革新を融合させて創り上げた、魅力的な甘口の赤ワイン。
環境に優しい農法と丁寧な手作業により、この地のテロワールを最大限に引き出しています。日当たりの良い畑のカルシウム豊富な土壌が育む、濃厚な赤系果実とバラの花の香り、豊かなミネラル感、穏やかな甘みと柔らかな酸味が見事に調和。
食後のデザートワインに最適で、優雅なバラを描いた美しいボトルデザインがプレゼントにも最適な逸品です。
タイプ |
赤ワイン |
飲み口 |
甘口 |
ブドウ品種 |
ドルンフェルダー、ロゼンムスカテラー
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原産国・地域 |
ドイツ/ラインヘッセン/ベヒトハイム
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生産者 |
ジャン・ブシャー醸造所(Jean Buscher) |
格付け |
Q.b.A. |
テイスティングノート
香りは、フレッシュな赤い果実の特徴が鮮やかに感じられます。バラの花のニュアンスも重なり、エレガントな印象です。
口に含むと、柔らかな酸味が優しく広がり、上品な甘さと絶妙なバランスが取れています。ミネラル感もしっかりと感じられ、豊かで濃厚な果実味とバランスの取れた深みのある味わいが特徴の甘口のワインです。
【生産者】ジャン・ブシャー醸造所
ジャン・ブシャー醸造所は、1844年にハインリッヒ・ブシャーによって、ドイツ南西部のラインヘッセン地方で創設されたワイナリーです。以来、6代にわたり家族経営が続けられ、現在は6代目のジャン・ラファエル・ブシャーと妻ニコルによって運営されています。
5代目のミヒャエル・ブシャーが革新的なマーケティング手法を導入することで、それまでワイン産地としてはあまり評価されていなかったラインヘッセンのイメージを刷新。多くのワイン愛好家を魅了し、新たなファン層を獲得しました。
現在の当主であるジャンは、フランスやイタリアでの研修を経て2011年にワイナリーを引き継ぎました。彼は、「必要な分だけ、できるだけ少なく」という哲学のもと、環境に配慮したワイン造りを実践しています。妻のニコルはソムリエの資格を持ち、ガイゼンハイム醸造大学での学びを経てワイナリーに携わっています。夫妻はフランスの小型羊を使った持続可能な農法を採用し、自然との調和を重視したワイン造りに取り組んでいます。
ドルンレースヒェン [眠り姫] 赤は、ジャン・ブシャー醸造所を代表するワインです。ドルンフェルダーとロゼンムスカテラーという2種類のブドウ品種を使用し、濃厚なベリー系の香りと穏やかな甘みが特徴。「眠り姫は年を取らない」というユニークなコンセプトに基づいてノンヴィンテージでリリースしています。他にはない味わいと、そのコンセプトで多くの愛好家から親しまれています。
さらに、ジャン・ブシャー醸造所は持続可能なワイン造りへの取り組みが評価され、ドイツのサステナブルなワイン生産者を評価・認証するFAIR’N GREENの認証を取得しています。この認証は、ワイン生産者が環境に配慮した方法でワインを製造していることを示す重要な指標となっています。
自然との調和を重視した持続可能なワイン造り
ジャン・ブシャー醸造所では、自然との調和を大切にした持続可能な農法を実践しています。畑の手入れは手作業で丁寧に行い、中でもフランスの小型羊を用いた雑草管理の方法には特筆すべきものがあります。これにより農薬や化学肥料の使用を最小限に抑え、土壌の微生物を活性化することで、ブドウの樹が土壌から豊富なミネラルを吸収できるようにしています。また、ブドウの樹の健康が促進されることで、フルーティー且つ甘味と酸味のバランスが取れたブドウが育ちます。
収穫は手摘みで丁寧に行われ、ブドウへのダメージを最小限に抑えながら品質を保持します。収穫のタイミングは厳密に管理され、最適な糖度と酸度のバランスを持つブドウを厳選します。これにより、フレッシュな果実の風味がそのまま反映されたワイン造りが可能になります。
醸しの工程では、果皮と果汁の接触時間を丁寧に管理し、色合いや香り、風味成分を最大限に引き出しています。このプロセスを経て、濃厚な色素とベリー系の芳醇な香りがワインに加わります。また、ほどよいタンニンも加わることで、渋みと構造がバランスよく整えられます。
発酵には自然酵母を使用し、温度管理を徹底することでテロワール(産地の特性)の個性を際立たせます。低温で発酵させることで、フルーティーでエレガントな香りが保たれ、穏やかな酸味がしっかりと感じられるワインが完成します。
熟成にはフレンチオーク樽を使用し、新樽と使用済みの樽を巧みに組み合わせることで、ほどよい樽香を付けています。これにより、果実味と樽由来の風味が調和し、深みと余韻のあるワインに仕上げています。
ジャン・ブシャー醸造所は、自然保護とスローフードの理念を尊重し、ワイン造りの全工程において自然環境への配慮を欠かしません。その結果、持続可能で高品質なワインを生み出しています。
【生産地】ラインヘッセン
ラインヘッセンはドイツ南西部に位置する、ドイツ最大のワイン生産地域です。ライン川の左岸に広がる平地と丘陵地が織りなす独特の景観が特徴です。
気候は、ライン川の影響により比較的温暖で乾燥しており、この環境がブドウの安定した成熟と品質の向上に大いに寄与しています。
この地域の土壌は非常に多様で、石灰岩、砂岩、ローム、粘土質が混在しています。この土壌の多様性が、ワインに複雑で独特のキャラクターを与えています。石灰岩と砂岩はシャープで複雑なミネラル感をもたらし、ロームと粘土質の土壌は栄養と水分を供給することで、ワインに深みのある味わいと豊かな果実味をもたらします。
ベヒトハイム
ジャン・ブシャー醸造所があるラインヘッセン地方のベヒトハイムは、氷河期に形成されたカルシウムを多く含む肥沃な土壌が広がる地域です。ワイナリーは日当たりの良い適度な丘陵地に位置しています。
ベヒトハイムの土壌は石灰岩を中心とした土壌が高い排水性を持ち、ブドウの健康的な成長を促して、この地のワインに独特の特性を与えています。この地の土壌で特筆すべきは、ロースやパラレンジナといった土壌で、これらはカルシウムが豊富で、水分保持力にも優れています。この特性により、ブドウは過度なストレスを受けることなく必要な水分を確保することができ、フレッシュでみずみずしい香りと柔らかな酸味を生み出します。また、豊富な栄養分により、ワインに深みのある複雑な風味がもたらされます。