ボトル画像_アルマヴィーヴァ

アルマヴィーヴァAlmaviva

「チリのオーパスワン」と称されるアルマヴィーヴァは、フランス・ボルドーの伝統と技術、そしてチリの風土が見事に調和した、南米大陸最高峰のプレミアムワインです。銘醸地プエンテ・アルトのテロワールを巧みに表現し、力強さとエレガンスを兼ね備えた逸品です。

34,100円(税抜 31,000円)
2020年 750ml カートに入れる

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34,100(税抜 31,000円)

2020年 750ml
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商品について

ボルドーの名門バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドがチリ最大のワイナリー、コンチャ・イ・トロとともに手掛けるアルマヴィーヴァ。チリの銘醸地マイポ・ヴァレーの中でも特別な区画プエンテ・アルトのブドウで造られた南米大陸最高峰のワインです。

熟したブラックチェリーやプラムの豊かな果実味に、ヴァニラやシナモンなどのスパイスとスモーキーな香りが重なります。そこに鮮やかな酸味と滑らかなタンニンが織りなす複雑でエレガントな味わいが特徴の極上ワインです。

タイプ 赤ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
カベルネ・ソーヴィニヨン 68%、カベルネ・フラン 24%、カルメネール 8%(2020)
原産国・地域
チリ/マイポヴァレー/プエンテ・アルト
生産者 アルマヴィーヴァ (コンチャ・イ・トロ&バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド)
ALMAVIVA (CONCHA Y TORO&BARON PHILIPPE DE ROTHSCHILD)
格付け DO. PUENTE ALTO

テイスティングノート

アルマヴィーヴァ テイスティングノート

色調は深みのある鮮やかなルビーレッド。その色合いはいつまでも見続けられるほど魅力的なものとなっています。

香りはブラックチェリーやプラムといった黒系果実の濃厚なアロマに加え、ヴァニラやクローヴ、シナモンなどのスパイスのニュアンスが重なり、複雑で豊かな香りが広がります。

口に含むと、豊かな果実味と鮮やかな酸味が織りなすエレガントでバランスの取れた味わいで口中が満たされます。滑らかなタンニンがもたらす心地よいテクスチャーと、複雑で力強くもエレガントな味わいが印象的です。

このワインは、テロワールの個性と深みのある味わいを楽しめる、非常に高品質なワインです。長期間熟成させて楽しむのもおすすめです。

【生産者】アルマヴィーヴァ

アルマヴィーヴァは、フランスのシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社と、チリ最大のワイナリー、コンチャ・イ・トロ社の共同プロジェクトとして1997年に設立されたワイナリーです。ワイナリーがあるのは、「南アメリカのボルドー」と呼ばれ、南米屈指の銘醸地と評されるマイポヴァレー。設立には、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のフィリピーヌ・ド・ロスチャイルド夫人と、コンチャ・イ・トロ社のエドゥアルド・ギリサスティ・タグレ氏が大きく関与しました。アルマヴィーヴァという名前は、戯曲『フィガロの結婚』の主人公、アルマヴィーヴァ伯爵から取られ、フランスとチリの融合を象徴しています。

アルマヴィーヴァのワインは、シャトー・ムートン・ロートシルトと同様に最高品質のブドウを用いてボルドースタイルで造られています。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、カルメネールやカベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルドをブレンド。今やチリを代表するブドウ品種となったカルメネールをブレンドすることで、チリならではの個性と魅力を放っています。世界的に影響力のあるジェームス・サックリングやワイン・アドヴォケイトから高評価を獲得するなど、今ではチリ最高峰のワイナリーとして世界的にその名を知られています。

チリで最高峰のワインを生み出す緻密なワイン造り

アルマヴィーヴァは、ブドウの栽培から醸造まで、小さな区画ごとに管理する「マイクロゾーン」という手法を採用しています。この手法により、各区画の気候や土壌、日照量の微妙な違いに応じて管理を最適化することで、テロワールの特性を最大限に引き出します。こうして造られたワインを巧みにブレンドすることで、それぞれの区画のテロワールの個性を反映させながら、一貫した品質と複雑な味わいを持つワインを生み出すのです。

収穫は手摘みで行われ、熟度が均一で高品質なブドウのみが丁寧に選別されます。これにより収穫量は少なくなるものの、より濃厚な香りと深い味わいを持つワインを造ることができます。

醸しの工程では低温処理を行い、酸化を防ぎながらブドウの酵素を活性化させ、ブドウの豊かな風味を引き出します。このプロセスで果皮や種子から抽出されるタンニンは、ワインにさらなる深みを与えながら、ワインの熟成能力を高めてくれます。発酵は各区画に合わせたステンレスタンクで行われ、初期段階では低温で色素とアロマを抽出、後にアルコール発酵の過程で豊かな色と香りがワインへともたらされる仕組みになっています。

続くマロラクティック発酵では、リンゴ酸が乳酸に変わることで酸味が穏やかになり、口当たりは滑らかになります。この過程で、バターのようなクリーミーな質感や、ナッツやヴァニラの香りが加わり、全体的に豊かで複雑な味わいが生まれます。

熟成はフレンチオーク樽で行われ、この過程でヴァニラやクローヴ、シナモンといった豊かなスパイスの香りが樽からワインに溶け込みます。さらに、樽熟成後の6〜8ヶ月間の追加熟成により、ワインの風味が深まり、タンニンが柔らかくなることで、全体のバランスが整います。

こうした緻密で丁寧なワイン造りを経て、アルマヴィーヴァは豊かな風味と洗練されたフィニッシュを持つ逸品として完成するのです。

【生産地】マイポ・ヴァレー

生産地 マイポ・ヴァレー

アルマヴィーヴァの生産地、マイポヴァレーは、チリの首都サンティアゴの南西に位置し、アンデス山脈と海岸山脈に挟まれた標高650メートルに位置する谷に広がっています。

この地域は地中海性気候が特徴で、夏は暑く乾燥します。また、山に挟まれた地形は昼夜の寒暖差を生み出し、アルマヴィーヴァのブドウに大きく分けて3つの重要な影響を与えます。一つ目は、暖かい昼間にブドウが糖分を蓄積し、夜間の冷え込みが糖と酸の分解を抑制します。その結果、豊かな果実味と鮮やかな酸味のバランスが取れた、エレガントな味わいのブドウが育ちます。二つ目は、夜間の冷え込みでブドウの成熟がゆっくりと進み、香り成分が徐々に蓄積されます。これにより、熟したブラックチェリーやプラムを思わせる濃厚で複雑な香りがブドウに付与されます。最後に、ブドウは光合成で作られた糖を使って、主に気温の低い夜間に色素の合成を行うため、昼夜の寒暖差により深い赤紫色に色づいたブドウが育ちます。

このような気象条件に加え、この地域の土壌も高品質なワイン生産に寄与しています。
マイポヴァレーの土壌は主に砂質ロームで構成されており、石灰岩や花崗岩由来の成分も見られる排水性の良い土壌が、ブドウに豊かなミネラルの風味をもたらします。

プエンテ・アルト

アルマヴィーヴァのブドウが育つプエンテ・アルトという区画は、マイポヴァレーの中でも標高の高い場所に位置しています。このため、昼夜の寒暖差がさらに大きく、ブドウがゆっくりと成熟することで、鮮やかな酸味と複雑な風味を持つエレガントなワインが生まれる傾向があります。

さらに土壌は、河川が運んできた沖積土壌で構成されており、火山質や粘土質、石や砂利が混在しています。特に石が約70%を占める場所もあり、優れた排水性と豊富なミネラルが、ワインに独特のミネラル感をもたらします。

このような特別なテロワールを持つプエンテ・アルトが、アルマヴィーヴァという素晴らしいワインを生み出すのです。

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