エスタンドン アンソランスEstandon Insolence
フランス・プロヴァンスの美しく緑豊かなテロワールから造られる、エレガントなロゼ。
低温発酵とフレンチオーク樽を使った熟成が生みだす、繊細な果実味とバランスの取れた酸味が特徴です。
フランス・プロヴァンスの美しく緑豊かなテロワールから造られる、エレガントなロゼ。
低温発酵とフレンチオーク樽を使った熟成が生みだす、繊細な果実味とバランスの取れた酸味が特徴です。
このワインを造り出しているのは、持続可能な農業と有機農法を重視するワイナリー「エスタンドン」。
彼らが大切にするのは、プロヴァンスの大地の恵みを最大限に活かしたワイン造り。
この思いから造られるロゼは、上品な複雑味とバランス感に優れた、格別な味わいとなっています。
タイプ | ロゼワイン |
---|---|
飲み口 | 辛口 |
ブドウ品種 |
サンソー 50%
グルナッシュ 50% ※ヴィンテージによってブドウ品種の割合は異なります。 |
原産国・地域 |
フランス/プロヴァンス
|
生産者 | エスタンドン (Estandon) |
格付け | AOC コート・ド・プロヴァンス |
色調は淡く美しいピンクで、バラの花びらやピーチの中間色をしています。 香りは、ピーチやアプリコットといった黄肉果実の鮮やかなアロマ。 さらに、ピンクグレープフルーツのすっきりとしたシトラスノートも感じられます。 口に含むと広がるのは、新鮮でフルーティーな味わいとバランスの取れた爽やかな酸味。 豊かな果実味とフレッシュさが魅力で、夏の季節にぴったりなロゼとなっています。
このロゼを生産しているのは、1947年に設立された「エスタンドン協同組合」。
設立メンバーの1人であるジャン・バニスは、「誰もやらなかったことをやる」というスピリットを大切にしています。
その信念から、プロヴァンスのロゼワインを優雅なボトルに詰めて売り出すという、当時では前例のなかったことへ挑戦。
その成功により、エスタンドンを一躍有名なワイナリーへと押し上げました。
現在エスタンドンは、8つの共同組合と9つの個人カーヴから成り、今や300の生産者が参加する、プロヴァンス最大の団体となっています。
彼らのワイン造りの特徴は、プロヴァンスの多様なテロワールを最大限に活かすこと。
豊かな自然が生み出す、果実のピュアな味わいと爽やかな酸味を反映させたワインは、世界中の人々に愛されています。
その証拠に、「ヴィナリー・インターナショナル」や「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」といった名だたるコンクールでは軒並み高評価を獲得。
ここ日本でも、ヴィノテークやWANDSなどのワイン雑誌へ取り上げられるなど、輝かしい実績を誇っています。
エスタンドン協同組合は、持続可能な農業を目指しており、化学肥料や農薬の使用を最小限に抑えた栽培を行っています。
その取り組みとして行うのが、有機栽培や自然農法を多く取り入れること。
これにより、ブドウが持つ本来の風味を最大限に引き出し、純粋で豊かな味わいをワインへ反映させます。
収穫においても、環境に配慮していることが特徴で、機械を使用しません。
全て手摘みで収穫することで、環境に優しいのはもちろん、ブドウの品質や成熟度を細かく見極めています。
そして、こうして栽培した高品質なブドウの良さを最大限に活かすよう、醸しや発酵の工程にもこだわっています。
醸しの際は、ブドウの皮と果肉を一緒に浸漬。
そして温度管理されたステンレスタンクで低温でじっくり発酵。
これにより、深い色合い・フレッシュな果実の香り・バランスの良い酸味がそれぞれ引き出されます。
さらにその後は、マロラクティック発酵と呼ばれる方法を使用。
この工程でワインにクリーミーな質感と滑らかな口当たりを加えます。
最後の熟成では、新樽と古樽を組み合わせたフレンチオーク樽を使用。
この組み合わせにより、複雑な風味を持ちながらも、バランスのとれたまろやかなワインへ仕上げます。
こういった一つ一つの工程にこだわることで、プロヴァンスの自然の良さが際立つ、格別なロゼが完成されています。
エスタンドン協同組合のブドウ畑は、フランス南東部に位置するプロヴァンス・ヴェルトという緑豊かな地域に広がっています。
この地域の気候は、典型的な地中海性気候で、長く暑い夏と穏やかな冬が特徴。
年間を通じて多くの晴天日があり、ブドウの成熟によって理想的な条件が揃っています。
さらに、夏は乾燥しており、ミストラルと呼ばれる北風がブドウ畑を乾燥させるため、病害の発生を防いでくれる効果も。
こういった条件が重なる事で、健康的でエレガンスな果実味と酸味を持つ、上質なブドウを栽培できるのです。
また、プロヴァンスの土壌もブドウ栽培に優れた特徴を持っています。
プロヴァンスは非常に多様な土壌で構成されていますが、特にブドウへ良い影響を与えるのは「石灰岩」と呼ばれる種類。
石灰岩の土壌は水はけが良いため、そこで育つブドウは水分を求めて地中深くまで根を張ります。
するとブドウは、根を深く張ったぶん、ミネラルなどの栄養素をより多く吸収できるように。
その結果、豊かなミネラル感と複雑味を持ったブドウが育ちます。
こういった気候や土壌などの環境条件は、エレガンスなロゼを造り出すのに最適なもの。
そして、それを最大限に活かすエスタンドンの技術によって、世界中から高く評価される「エスタンドン アンソランス ロゼ」が造られています。
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