商品について
ニュージーランド最高峰5つ星生産者であるフェントンロードが生み出すリースリング。
レモンや白い花の風味が繊細に香る、フレッシュな酸味と凝縮した果実味が特徴。
セントラル・オタゴの豊かなテロワールを見事に体現したワインとなっています。
タイプ |
白ワイン |
飲み口 |
辛口 |
ブドウ品種 |
リースリング 100%(2021)
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原産国・地域 |
ニュージーランド/セントラルオタゴ/バノックバーン
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生産者 |
フェルトン ロード |
格付け |
G.I.CENTRAL OTAGO |
テイスティングノート
香りは、レモンの爽やかな香りに白い花の繊細なニュアンスが重なり、そこへミントの清涼感と蜂蜜のほのかな甘さが漂います。
口に含むと、凝縮した果実味が広がった後、ふくよかなボディと穏やかでしっかりとした酸がバランス良く調和。
鮮やかなミネラル感が長い余韻を引き立て、全体にフレッシュな印象を与えます。
【生産者】フェントンロード
フェントンロードは、ニュージーランドのセントラル・オタゴ地方にて1991年に設立されたワイナリー。
設立者は、スチュアート・エルムズ氏で、ワイナリーの名は近隣の道「フェントンロード」から取られています。
彼らのワイン造りは、バイオダイナミック農法と自然の力を活かした「グラヴィティ・フローシステム」と呼ばれる方法を採用したもの。
現オーナーのナイジェル・グリーニング氏のもと、土地の個性を最大限に引き出すこと最重視しています。
フェントンロードが一躍その名を世界に知らしめたのは、1997年にピノ・ノワールをリリースした際。
そのクリーンで純粋な風味と唯一無二の味わいから、瞬く間に多くのワイン愛好家から支持を受けるように。
また、セントラル・オタゴをピノ・ノワールの名産地として広く知らしめることにも貢献しました。
そして、2024年には「ニュージーランド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、今なお国際的に高い評価を受け続けるワイナリーの1つです。
自然と調和したワイン造り
フェントンロードはバイオダイナミック農法を取り入れ、化学薬品の使用を最小限に抑えた自然栽培を実践するワイナリー。
今回はその独自の取り組みについてご紹介します。
まず、ワインに使用するブドウは、酸と糖度のバランスが最も良い時期を見極め、手摘みで収穫。
機械は使用せず、人間の目で高品質なブドウだけを厳選していきます。
そうすることで、鮮やかな果実味とフレッシュな酸味をワインへしっかり反映できるようになります。
そして、発酵に使用するのは天然酵母。
それをフレンチオーム樽を使ってしっかり熟成させることで、ワインに複雑な風味を加えていきます。
これらの工程を行うことで、ワインに爽やかなフレッシュさと豊かなミネラル感を与えられるように。
セントラル・オタゴならではのテロワールを見事に表現したリースリングを完成させることができます。
【生産地】セントラル・オタゴ
フェントンロードは、ニュージーランド南島のセントラル・オタゴと呼ばれる地域に位置しています。
クロムウェル盆地に位置するこの場所は、南半球で最も冷涼なワイン産地の1つ。
昼夜の温度差が大きいことが特徴で、ブドウはゆっくり時間をかけて成熟するようになります。
これにより、適度な酸味が保たれた、味わいのバランスに優れたブドウが実ります。
また、この付近は北向きで太陽光を効率的に浴びる斜面であるため、ブドウの成熟が促進されるという一面も。
これにより、フェントンロードのリースリングならではの、豊かな果実味とふくよかなボディが強調されていきます。
セントラル・オタゴのリースリングに最適な土壌
セントラル・オタゴは気候だけでなく、土壌においても特徴的な点が存在します。
このエリアは、砂質ロームとシスト(片岩)を含む土壌であることが特徴。
これらの土壌は、水はけが良くブドウの根が深くまで伸びやすい性質を持つため、ブドウは地中のミネラル分を豊富に吸収できます。
これにより、鮮やかな酸味とミネラル豊富な複雑味を持ったワインへ仕上げることが可能になります。
こうしたリースリングの生産に理想的な環境が揃うセントラル・オタゴの地であるからこそ、フェントンロードの高品質なワイン造りが実現できているのです。