ボトル画像_アタ・ランギ-ピノ・ノワール

アタ・ランギ ピノ・ノワールATA RANGI PINOT NOIR

アタ・ランギ ピノ・ノワールは、ニュージーランドワインの質の高さを世界に示した逸品。「ニュージーランドのロマネ・コンティ」の異名を持つピノ・ノワールの古樹から丁寧に作られています。ニュージーランドのトップワインと呼ばれるにふさわしい極上の味わいです。

13,200円(税抜 12,000円)
2019年 750ml カートに入れる

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2019年 750ml
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商品について

アタ・ランギ ピノ・ノワールは、マーティンボロを代表する赤ワイン。この地におけるワイン造りのパイオニアともいわれ、国際的なコンクールでの受賞歴も多数です。

ロマネ・コンティに由来する古樹を使い、製法にこだわり、ニュージーランドのピノ・ノワール最高峰にまで上り詰めた名ワイン。ピノ・ノワール独特のベリーの芳香、花々の香り、樽香のニュアンスを存分に楽しめます。

タイプ 赤ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
ピノ・ノワール 100%
原産国・地域
ニュージーランド/ワイララパ/マーティンボロ
生産者 アタ・ランギ(ATA RANGI)
格付け G.I. MARTINBOROUGH

テイスティングノート

アタ・ランギ テイスティングノート

色調は澄んだ深紅色です。
香りは、ピノ・ノワールの特徴である赤系ベリーが特徴。チェリーやラズベリーなどの芳醇な香りに、スミレやバラの花の芳香が重なります。トーストやバニラなどスパイス感のある樽香のニュアンスが絶妙です。

味わいは、高めの酸とうまみの凝縮感がほどよいバランス。マーティンボロの気候や丁寧な栽培法が功を奏し、どっしりとしたタンニンのストラクチャーや層の厚い味わいがあります。

古樹のブドウの果実味を最大限に引き出した凝縮感と重厚感をお楽しみいただけます。

【生産者】アタ・ランギ

生産者 アタ・ランギ

アタ・ランギは1980年に設立されました。創始者はクライヴ・パトン氏とフィル氏夫妻、妹のアリソン氏と夫のオリヴァー・マスター氏の4人。
アタ・ランギはマオリ語で「新しい始まり、夜明けの空」という意味です。オーナーの意気込みが伝わってきます。

ニュージーランドのピノ・ノワールの価値を高めたアタ・ランギは「エイベル・クローン」を使用。ロマネ・コンティのブドウの木のクローンであり、エイベル氏の検閲を経てニュージーランドに持ち込まれたことからこの名があります。
エイベル・クローンは、「ワインのラッキーカントリー」と呼ばれるオーストリアに根付き成長し、アタ・ランギの銘酒ピノ・ノワールの原点となりました。

アタ・ランギ ピノ・ノワールの実力は、数々の受賞歴からも明白です。世界最大級のワインコンテストとして有名な「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」で「最優秀ピノ・ノワール」のタイトルを何度も獲得。
ニュージーランドの首都ウェリントンで行われたインターナショナル・ピノ・ノワールでも「Tipuranga Teitei o Aotearoa」を受賞。ニュージーランドのピノ・ノワール発展への寄与が認められました。
1990年代から受賞歴を重ねたアタ・ランギ ピノ・ノワールは、実力と人気、ともに強固なものになっています。

ニュージーランドワインの成功をともに支えてきたクラウディ・ベイのケヴィン・ジュッド氏も、アタランギのピノ・ノワールについて「私が一番好きなニュージーランドワイン」とコメント。
同業者からも高く評価されるアタ・ランギ ピノ・ノワールは、ニュージーランドを代表するワインとなりました。

アタ・ランギの独自のワイン造り

アタ・ランギはニュージーランドを代表するワイナリー。栽培から醸造過程にいたるまでの独自性で高評価を獲得してきました。

その中でも特筆すべきは、DRC(ドメーヌ・ド・ロマネ・コンティ)に由来するエイブル・クローンのブドウが原料にしているところです。アタ・ランギが所有する自社畑と契約畑、合わせて55haで大切に栽培されています。エイブル・クローンはマーティンボロの気候と相性がよく、本家ブルゴーニュと双璧をなすブドウが収穫できるといわれています。

殺虫剤や除草剤、化学肥料は使用せず、サスティナブル農法およびビオディナミ農法を採用。1ha当たりの収量を4トンに抑え、果実味を引き出しています。設立当初に植え付けた単一畑のブドウだけを使用し、品質を保持しています。

収穫はすべて手摘み。40%のブドウは全房を使用し、残りのブドウは除梗されます。
天然酵母のみを用いて15~23日間発酵。天然の酵母を使い長時間かけて発酵することで、複雑さを持つワインが生まれます。

熟成は11カ月。フレンチオーク(新樽率30%)で行われます。
木製の樽にある微細な孔からゆっくりと酸素を取り込むため、ワインはゆっくりと酸化し熟成していきます。
フレンチオークはバニラやクローブ、シナモンなどのスパイシーな風味を加える大事な要素。樽内をあぶる「トースト」という工程を経て、さらに香ばしい風味も加わります。

熟成が終わったワインはボトリングされ、さらに8カ月熟成。最初から最後まで丁寧なワイン造りが実践されています。

アタ・ランギは、環境マネージメントシステムの国際規格「ISO14001」の認可を受けた運営によって、持続可能なワイン造りを貫いています。「プロジェクト・クリムゾン」というプロジェクトにも参画し、売り上げの一部をポフツカワの木の保護に寄付。高品質のワインの生産だけではなく、地球の将来を考慮した活動によってワイン造りの環境の維持に貢献しています。

【生産地】ワイラパパ/マーティンボロ

生産地 ワイラパパ

マーティンボロは、ニュージーランド北島の南部にある地域。首都ウェリントンからほど近いワイララパ地方にあります。
西には連なる山々、東には丘陵地帯、南西にクック海峡が広がっています。

海洋性の冷涼な気候が特徴ですが、日照量は豊富。ブドウの栽培に適した昼夜の寒暖差もあります。
周囲の山や丘陵が雨除けの役割を果たすため、降水量が少なく比較的乾燥したこの地域。ブドウの開花や結実期に海からの風が吹くため、収量は自然に抑えられます。

マーティンボロは土壌も複雑です。水利条件がよい沖積土、シルト質(細粒堆積のひとつ)や粘土が混在し、凝縮感のあるブドウを実らせてくれます。ローム(粘りと荒さがほどよい土のひとつ)やレス(風性堆積物)が含む水分は地中の温度を下げるため、ブドウはゆっくりと成長。必然的に木に成ったままの期間が長くなり、ブドウのアロマはより濃厚になっていきます。
ピノ・ノワールの果皮は厚くなり、口当たりのしっかりしたワインに仕上がるのです。

ワインのためのラッキーカントリーといわれるニュージーランドのなかでも、とくにピノ・ノワールの栽培に適しているマーティンボロ。フランスの銘醸地ブルゴーニュとよく似た条件をもっており、地元では「core(芯がある)」と呼ばれる重厚なワインが生まれます。

複雑な地形と土壌が、ニュージーランドが誇るピノ・ノワールを届けてくれるのです。

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