グレイワッキ ワイルドソーヴィニヨン

グレイワッキ ワイルド・ソーヴィニヨンGraywacke Wild Sauvignon

ニュージーランドワインを世界に広めたトップワイナリー「クラウディベイ」の元醸造責任者ケヴィン・ジュッド氏が完成させた高品質ワイン。
ワイラウバレーの土壌が作り出す深い果実味と、野生酵母を使った1年以上の発酵によって生まれる豊かなコクが印象的。

ソーヴィニヨン・ブラン
5,130円(税抜 4,664円)
2022年 750ml カートに入れる

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5,130(税抜 4,664円)

2022年 750ml
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このワインを選定したソムリエ 牛嶋 大貴
日本ソムリエ協会所属

2019年J.S.A.認定ワインエキスパート取得
2021年J.S.A.認定ソムリエ取得
ワイン教育サービスHomewine専属ソムリエ

商品について

クラウディベイの元醸造責任者と栽培責任者であった、ケヴィン・ジュッド氏とアイヴァン・サザーランド氏が手掛けるソーヴィニヨン・ブラン。ジュッド氏の40年にも及ぶマールボロで培ったワイン造りの知識と経験が生み出した集大成の1本です。
このワインが造られるワイラウ・バレーはマールボロの中でも、特にソーヴィニヨン・ブランの栽培に適した土壌を有しており、他と比べて深い果実味がワインから感じられるのが特徴的です。
また彼らの醸造方法では、「野生酵母」を使って1年以上発酵させる手法を用いており、その結果このワインには豊かなコクに深みある味わいを備えています。

タイプ 白ワイン
飲み口 エレガント
ブドウ品種
ソーヴィニヨン・ブラン 100%
原産国・地域
ニュージーランド
生産者 グレイワッキ
格付け G.I.MARLBOROUGH

テイスティングノート

グレイワッキ ワイルド・ソーヴィニヨン ソムリエ佐々木 テイスティングノート

グレイワッキ ワイルドソーヴィニヨンは、グレープフルーツ、りんご、そして繊細なミントの香りが程よく調和しているのが特徴的なワイン。
酸味の強いブドウ品種であるソーヴィニヨン・ブランを使用していますが、このワインには糖もバランスよく残っているため調和が取れた味わいに仕上がっています。

また、マールボロ特有のミネラル感も加わることで複雑みも増しており、高品質ワインとしての風格へ。
そして、ワイラウバレーの土壌由来の深い果実味と野生酵母の発酵で生じる豊かなコクが絡み合い、味わいに深みを加えています。

グレイワッキ ワイルド・ソーヴィニヨンは、まさにソーヴィニヨン・ブランの爽やかさと同時に、豊かなコクが加わった上品で洗練された白ワインです。

【生産者】グレイワッキ
ニュージーランドのトップワイナリーを作り上げた醸造責任者の挑戦

生産者 グレイワッキ

グレイワッキは、ニュージーランドを代表するワイナリー「クラウディ・ベイ」で創業から約25年間醸造責任者を務め上げたケヴィン・ジュッド氏が2009年に立ち上げたブランドです。クラウディ・ベイをニュージーランドだけでなく、世界的なトップブランドに育て上げた経験を元に、50歳というタイミングで彼は新たな挑戦を始めました。

ブランド名である「グレイワッキ」は、ケヴィン氏が妻のキンバー氏と一緒にある思いを込めて付けられた名前です。

その思いとは、ニュージーランドのあらゆる場所でみられる堆積岩「Greywacke」が多く含まれているこの畑から、『いつかワイナリーを作ったら、ニュージーランドを代表するワイナリーになりたい』というケヴィン氏の熱い思いからきており、「グレイワッキ」の名前を1993年に登録しており、2009年についにこのブランドをリリースしました。

グレイワッキ 醸造工程の徹底的なこだわり

グレイワッキではその独特な醸造プロセスから「フレッシュで奥行きのあるワイン」を造ることにこだわっています。以前勤めていたクラウディ・ベイと比べて収穫タイミングを遅らせているケヴィン氏ですが「完熟したブドウ」のみを厳選して使用しているところが他とは違う特徴的なものです。

収穫後は、軽くプレスしてから低温状態で一時保管する「コールドセッティング」を採用し、ブドウの酵素の働きや抗酸化作用のあるタンニンの結合を促しています。その結果、ワインの風味は豊かになり、熟成能力も高まるというわけです。

この完熟ブドウの使用とコールドセッティングだけでも特徴的なグレイワッキですが、さらに野生酵母を活用した発酵過程も注目すべき点です。
発酵期間は12ヶ月以上と長く、その間に不純物を抜き取る澱引きやワインの酸味を抑制するマロラクティック発酵(通称:MLF発酵)も施されています。

最終的にステンレスタンクで5ヶ月間熟成したワインからは、ソーヴィニヨン・ブランの爽やかでスッキリとした味わいの中にもまろやかさが感じ取れる一段深い味わいへと進化した状態になっています。

これらの緻密な製法により、グレイワッキ ワイルドソーヴィニヨンはクラウディ・ベイの「テ・ココ」とは一線を画す、グレイワッキ特有の味わい深いソーヴィニヨン・ブランとして話題になっているのです。

【生産地】マールボロ

生産地 マールボロ

グレイワッキがあるのは、ニュージーランドの中で最も有名なワイン産地として知られるマールボロ地方。

その環境は、3つの理由からブドウ栽培にとって理想的な土地とされています。

1つ目は、温暖で日照時間が長いこと。
これにより、ブドウの光合成活動が活発になり、糖分が豊富になります。
2つ目は、夜間は冷涼なこと。
夜間はしっかり気温が低くなることで、酸と糖の分解が抑制され、味のバランスに優れたワインになります。
3つ目は、水はけが良く、砂利質な土壌であること。このような土壌では、根が深く伸び、地中深くの豊富な鉱物資源を吸収できることから、ミネラル感豊富で深い味わいのあるワインが出来上がります。

さらには、根が深く伸びることで生まれる適度なストレスにより、フェノール類やタンニンといった自身の身を守る防衛物質の生成も促されます。
これにより病原菌などにかかりづらくなることから、健康的で美味しいブドウが育ちやすくなります。

ワイラウ・バレー
ニュージーランド随一の優れた土壌

そのマールボロ地域でこのワイナリーが位置するのが、肥沃な土壌に恵まれたワイラウ・バレーです。

ワイラウ・バレーはリッチモンド山脈とウィザーヒルズに囲まれ、豊かなGrey Stone(堆積岩)を含む土壌が特徴的な渓谷。
この土壌では、ブドウが根を地層深くまで伸ばすことができ、ブドウ樹の健康的な成長を助けます。
その恵まれた土壌で育つブドウからは、ミネラル感豊かで、果実味豊かな高品質なワインが造り出されています。

この渓谷の天候は日照時間が長く、海洋性気候に属しています。
夏から秋にかけての穏やかな気候は、ブドウがゆっくりと完熟することができるので、程よい酸味や豊かな香りのあるブドウが育ちます。

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