ペガサス ベイ リースリング ボトル画像

ペガサス ベイ リースリングPegasus Bay Riesling

ニュージーランドを代表する名門ワイナリー、ペガサス・ベイが手掛ける特別なリースリング。
冷涼で乾燥したワイパラのテロワールを最大限に活かし、完熟した貴腐ブドウから生まれる豊かな果実味と酸味、そしてほのかな甘みが魅力のエレガントな一本です。

5,390円(税抜 4,900円)
2024年 750ml カートに入れる

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商品について

世界的なワイン評論家ロバート・パーカーがニュージーランドのトップ5ワイナリーの一つに選んだ南島ワイパラの名門、ペガサス・ベイが手掛ける一本です。
自然環境への配慮を徹底し手作業で丁寧に行う栽培と、ブドウ本来の風味を引き出す醸造プロセスが織りなす凝縮した果実味とフレッシュな酸味、そしてほのかな甘みが特徴。ニュージーランドの白ワインがソーヴィニヨン・ブランだけではないことを実感させてくれる素晴らしいリースリングです。

タイプ 白ワイン
飲み口 やや甘口
ブドウ品種
原産国・地域
ニュージーランド/カンタベリー/ワイパラ・ヴァレー
生産者 ペガサス・ベイ(Pegasus Bay)

テイスティングノート

テイスティングノート ペガサス ベイ リースリング

色調は、淡いレモン色です。

香りは、レモンやライムなどの柑橘系の香りが豊かに広がり、パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツ、熟した白桃やネクタリンのニュアンスが重なり、複雑で深みのあるアロマを形成しています。

口に含むと、フレッシュな酸味と凝縮した果実味、わずかな甘味が絶妙に調和し、ハチミツのようなニュアンスが口中を心地よく満たします。石灰岩質の土壌由来のミネラル感が味わいに深みと複雑さを加え、エレガントでバランスの取れた仕上がりとなっています。また、ごく微かな発泡性が爽快感を与え、柑橘系や青リンゴのフレーバーをより鮮明に引き立てています。

全体として、このリースリングは心地よい甘さを持ちながらもしっかりした酸が支える引き締まった味わいで、食事とも合わせやすいワインです。

【生産者】ペガサス・ベイ

生産者 ペガサス・ベイ

ペガサス・ベイは、1986年にニュージーランド南島カンタベリー地方のワイパラで設立された家族経営のワイナリーです。創立者であるアイヴァン・ドナルドソンは神経医学者であり、ワインライターやワインの審査員としても知られています。アイヴァンは1985年に農地を購入しブドウ樹を植えて家族と共にワイナリーの運営を開始、現在では息子たちも経営に携わり、彼らが手掛けるリースリングやピノ・ノワールなどのプレミアムワインは国際的に高い評価を得ています。ワイナリー名は、近隣のペガサス湾に由来しています。

長男のマシューはオーストラリアのローズウォーシー大学で醸造と栽培を学び、1992年から醸造責任者として活躍しています。彼のリーダーシップにより、ペガサス・ベイは世界的に有名なワイン評論家、ロバート・パーカーからニュージーランドTop5ワイナリーに選出されるなど、世界的な評価を確立しました。また、影響力のあるワイン雑誌ワインアドヴォケイトや著名評論家のニール・マーティンからも高い評価を獲得しています。

さらに、ワイナリーに併設されたレストランは雑誌「Cuisine Magazine」でニュージーランド国内最高のワイナリーレストランとして5年連続で選出されており、訪問者に特別な食体験も提供しています。このように、ペガサス・ベイはワインと食を通じた総合的な価値で多くの愛好家に支持されています。

高品質のワインを生み出す徹底的なこだわり

ペガサス・ベイは、そのワイン造りにおいて環境保全を重視しています。ニュージーランド・ワイングロワーズ(ニュージーランドのワイン生産団体)の持続可能なブドウ栽培プログラムであるサステイナブル・ヴィティカルチャー・プログラムの認定を受け、農薬や除草剤は極力使用せず、畑仕事は手作業で丁寧に行うことで、高品質なブドウを育てています。

収穫は、果実が最適な状態になるまで十分な成熟期間を確保し、貴腐菌が付着したブドウを丁寧に手摘みで選別します。貴腐菌が果皮に小さな穴を開け、そこから水分が蒸発することで糖度と風味成分が凝縮し、濃厚な香りと果実味を持つブドウが得られます。このブドウから、わずかな甘味を伴う複雑なアロマが特徴のワインが生まれます。

醸造では、破砕したブドウに圧力をかけず自然に流れ出た果汁(フリーラン果汁)を低温発酵させることで、酸化を防ぎつつブドウ本来の風味を引き出します。また、自然発生した二酸化炭素を溶け込ませることで微発泡による爽快感が生まれ、柑橘系や青リンゴのフレーバーが鮮やかに際立ちます。発酵には野生酵母を使用し、培養酵母に比べて発酵がゆっくりと進行することでコクのある味わいを実現しています。

このように細部にまでこだわった栽培と醸造プロセスから生まれる豊かな風味とエレガントな味わいで、ペガサス・ベイのリースリングには多くのファンがいます。

【生産地】カンタベリー

ニュージーランド南島の東海岸に広がるカンタベリー地方は、東をサザンアルプス山脈、西を太平洋に挟まれる自然に恵まれた地形が特徴です。山脈から谷間のブドウ畑に吹き下ろす暖かな北西風が、太平洋から来る冷たい風を和らげることで、ブドウ栽培に理想的な微気候が形成されています。

この地域の気候は昼夜の寒暖差が大きく、日中は豊富な日照がブドウの成熟を促し、糖を蓄積させます。一方で、夜間の涼しさで糖と酸の分解が抑制されるため、豊かな果実味とフレッシュな酸のバランスが取れた果実が育ちます。また、春から秋にかけてのブドウの生育期間は乾燥した日が続き、ブドウに適度な水分ストレスがかかることで、凝縮感のある果実味と豊かな甘みを持つブドウを収穫することができます。

土壌は粘土、石灰岩、砂利で構成されており、水はけが良いことが特徴です。特に石灰岩質の土壌はブドウに独特のミネラル感を与え、深みと複雑さのある味わいを生み出します。

ワイパラ・ヴァレー

生産地 ワイパラ・ヴァレー

ペガサス・ベイはカンタベリー地方北部のワイパラ・ヴァレーに位置し、東にテヴィオットデール丘陵、西にサザンアルプス山脈が広がる地形が特徴です。この地形により、太平洋からの冷たい風は遮られつつ、サザンアルプス山脈から暖かな北西風が吹き込むことで、冷涼なカンタベリー地方の中で比較的穏やかな微気候が形成されています。一方で、谷間には冷たい空気が溜まりやすく、朝方には霧や朝露が発生します。夜間の冷涼な気温は果実の豊かな酸味を保つ要因となり、リースリング特有の柑橘系やトロピカルフルーツの香りが引き立つブドウが育ちます。

さらに、この地域では秋に晴天が長く続くため、収穫タイミングを柔軟に調整することが可能で、しっかりと完熟したブドウを収穫することができます。また、貴腐菌が発生しやすい環境でもあり、ドライフルーツの凝縮感ある甘味と酸味の絶妙なバランスを持つ特別なリースリングが造られます。

ワイパラ・ヴァレーの土壌は主に石灰岩質と粘土質で構成されており、「グラスネヴィン・グラヴェルズ」と呼ばれる砂質土壌も特徴です。この土壌は水はけが良く、ブドウ樹が水分を求めて地中深くまで根を張ることにエネルギーを使うことで、樹勢を自然に抑え、凝縮感のある果実を育てます。また年間降水量が約500mmと少なく、収穫期に雨のリスクが低いことも品質向上に大きく寄与しています。これらの条件がワイパラ・ヴァレーのリースリングに独特のミネラル感と複雑性、そして深みをもたらします。また、日当たりの良い北向きの斜面や樹齢30年以上の自根ブドウが多いことも、ワイパラ・ヴァレーがリースリングの産地として世界的に高い評価を得る要因となっています。

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