クラウディベイ テココCloudy Bay Te Koko

ニュージーランドのトップワイナリーでありソーヴィニヨン・ブランの先駆者、クラウディ・ベイ。
彼らが常識を覆し、小樽で長期熟成させたエレガントなソーヴィニヨン・ブラン。他にはない特別感がある味わいで、飲む人を魅了する贅沢な一本です。

8,140円(税抜 7,400円)
2022年 750ml カートに入れる

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8,140(税抜 7,400円)

2022年 750ml
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商品について

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの品質を世界中に知らしめたスター生産者、クラウディ・ベイが手掛ける、新しいスタイルのソーヴィニヨン・ブランです。

このワインは、専用の区画で栽培された厳選ブドウを使用し、野生酵母による自然発酵と小樽での長期熟成を経て生まれます。豊かな果実味としっかりした酸味が見事に調和し、まろやかでコクのある複雑な風味が際立つ特別な白ワインです。

タイプ 白ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
ソーヴィニヨン ブラン 100%
原産国・地域
ニュージーランド/マールボロ/ワイラウヴァレー
生産者 クラウディ・ベイ(CLOUDY BAY)
格付け G.I. MARLBOROUGH

テイスティングノート

色調は、輝きのあるレモン色です。

香りは、リンゴや、グレープフルーツなどの柑橘系に加え、トロピカルフルーツのフルーティーで華やかな香りが広がります。そこに、爽やかなミントやミネラルのニュアンスが絶妙に調和し、複雑で豊かなアロマを形成しています。

口に含むと、まろやかな酸味が心地よく、野生酵母による自然発酵がもたらす豊かでコクのある味わいが口中を満たします。さらに、樽熟成から生まれるクローブやシナモンなどのスイートスパイスに加え、トーストやスモーキーなニュアンスが重なり、とても複雑な印象を与えます。バターやクリームのようなまろやかさとコクがあり、滑らかな口当たりと厚みのあるボディが特徴です。余韻は長く、飲みごたえがあります。

全体として、まろやかな口当たりと複雑な風味、バランスの取れたエレガントな味わいが際立つソーヴィニヨン・ブランです。

【生産者】クラウディ・ベイ

クラウディベイ 生産者

クラウディ・ベイは、1985年にニュージーランド南島の北端、マールボロ地方で設立されたワイナリーです。創業者デイヴィッド・ホーネン氏は、オーストラリアの有名ワイナリー「ケープ・メンテル」のオーナー兼醸造責任者だった人物です。彼は、当時はまだ無名だったマールボロ地方のソーヴィニヨン・ブランの高い品質に感銘を受けてマールボロへの進出を決断し、ワイナリーを設立しました。ワイナリー名は、マールボロ地方の東側にある大きな入り江「クラウディ湾」に由来しています。

1985年に初リリースされたソーヴィニヨン・ブランは、華やかな香りと凝縮感のある果実味、エレガントな酸味が調和したスタイルで瞬く間に話題となり、イギリス市場で高評価を獲得。これが、ニュージーランドワインの魅力を世に知らしめるきっかけとなりました。さらにその後、権威あるワイン専門誌ワインスペクテーターの年間TOP100で7位にランクインするという快挙を果たし、世界中にその名を轟かせました。

クラウディ・ベイは、マールボロの冷涼な気候と多様な土壌が織りなす理想的なテロワールを活かし、品種の特性を最大限に引き出す栽培と醸造で、ニュージーランドワイン文化の象徴として成長してきたワイナリーです。現在はモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン グループ傘下にあり、伝統と革新の精神を継承しながらブランド力を強化し、さらなる進化を続けています。

クラウディ・ベイの細部までこだわる丁寧なワイン造り

クラウディ・ベイのテ・ココ ソーヴィニヨン・ブランは、ワイナリーの卓越した技術と哲学が融合して生み出されたワインです。

栽培は、このワイン専用の区画で栽培されたブドウを厳選して手摘みで収穫することで、特に高品質なブドウを確保しています。

収穫後、果実は優しく圧搾され、小樽を用いて野生酵母による発酵が行われます。野生酵母は培養酵母に比べて発酵に時間がかかるため、この過程でブドウ本来の風味が最大限に引き出されます。さらに、マロラクティック発酵(MLF)を取り入れることで、リンゴ酸が乳酸に変化して酸味がまろやかになり、バターやクリームのような豊かで複雑な風味と滑らかな口当たりが加わります。マロラクティック発酵は、ソーヴィニヨン・ブランでは通常あまり行われないため、テ・ココの独自性が際立っています。

熟成にはフレンチオーク樽を使用し、トーストやスパイスのニュアンスをワインに加えつつ、滑らかな口当たりと厚みのあるボディが形成されます。また、樽熟成による微細な酸化作用が果実味と酸味を整え、長期熟成にも適したバランスの取れたワインが完成します。

【生産地】マールボロ

生産地 マールボロ

クラウディ・ベイ テ・ココ ソーヴィニヨン・ブランの生産地であるマールボロ地方は、ニュージーランド南島の北東部に位置し、世界的に有名なワイン産地として知られています。この地域は、ワイラウ・ヴァレー、アワテレ・ヴァレー、サザン・ヴァレーという3つの主要な栽培エリアで構成されており、それぞれ異なる土壌や気候の特性があるため、多様なブドウ品種の栽培が可能です。

マールボロ地方の気候は冷涼な海洋性気候で、年間約2,400時間にも及ぶ豊富な日照と昼夜の大きな寒暖差が特徴です。この気候がブドウに絶妙なバランスをもたらします。日中の豊富な日照と暖かい気温がブドウの糖度を上げ、アロマ化合物の生成を促します。一方で夜間の冷え込みが糖と酸、そしてアロマ化合物の分解を抑制し、豊かな果実味とフレッシュで生き生きとした酸、そしてフルーティーで華やかな香り際立つブドウを育みます。この環境が、テ・ココの複雑で豊かな香りと味わいを生み出す要因となっています。

マールボロ地方の土壌は多様性に富んでいます。ワイラウ・ヴァレーの砂利質土壌は水はけが良くブドウの根が地中深くまで張り巡らされ、乾燥期でも地中から水分を吸収できます。このため、ブドウは過度な水分ストレスを受けることなく成熟し、フルーティーで酸味豊かな果実を生み出します。アワテレ・ヴァレーの砂質土壌は水はけが良すぎるため、ブドウの成熟が遅くなりますが、その結果、長期間かけてゆっくりと成熟し、凝縮感のある風味を発展させます。サザン・ヴァレーの粘土質土壌は水分と栄養分を保持する能力が高く、ブドウに十分な養分を供給して、ワインに深みと構造を与えます。

ワイラウ・ヴァレー

マールボロ地方北部に位置するワイラウ・ヴァレーは、東西に広がる谷が特徴的で、この地形が独自の気候を生み出しています。この地域は主に海洋性気候ですが、内陸部では大陸性気候の影響も受けています。内陸部では昼夜の寒暖差がより大きく、酸味のしっかりしたブドウが育ちます。一方で、海沿いでは穏やかな気温が均一な成熟を促し、豊かな風味を持つブドウが育ちます。

ワイラウ・ヴァレーの土壌は砂利質、シルト質、ローム質、粘土質が混在しています。このような多彩な土壌構成から、ソーヴィニヨン・ブランでは柑橘系(ライムやグレープフルーツ)やトロピカルフルーツ(パッションフルーツ、マンゴー)の香りに加え、ハーブやミネラルのニュアンスが調和した複雑な風味を持つブドウが育つのです。

クラウディ・ベイはワイラウ・ヴァレーに140ヘクタールの自社畑を所有し、さらに5つの契約農家と協力することで、この地域の豊かなテロワールを最大限に活用しています。クラウディ・ベイ テ・ココ ソーヴィニヨン・ブランは、ワイラウ・ヴァレーのブドウから造られたエレガントで複雑な香りと深みのある味わいを持つ白ワインとして、世界中のワイン愛好家から高く評価されています。

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