サン・ミケーレ・アッピアーノ アッピウスAppius
アルプス山脈のふもと、アルト・アディジェ州の名門サン・ミケーレ・アッピアーノが贈る、イタリア最高峰の白ワイン。
冷涼な気候と豊かな土壌が育んだ4種のブドウを巧みにブレンド。4年もの熟成期間を経て完成した、深みと洗練されたエレガンスが際立つ極上の一本です。
アルプス山脈のふもと、アルト・アディジェ州の名門サン・ミケーレ・アッピアーノが贈る、イタリア最高峰の白ワイン。
冷涼な気候と豊かな土壌が育んだ4種のブドウを巧みにブレンド。4年もの熟成期間を経て完成した、深みと洗練されたエレガンスが際立つ極上の一本です。
イタリア最北にある白ワインの聖地、アルト・アディジェ州で100年以上の歴史を誇る名門サン・ミケーレ・アッピアーノが生み出す唯一無二の白ワイン。
アルプス山脈の恩恵をたっぷり受けたブドウを厳選し、世界トップ10の醸造家に選ばれた経験を持つ熟練の醸造責任者が手掛けることで、抜群のバランスと個性を実現しています。
白ワインでありながら、長期熟成のポテンシャルを持ち、類まれなる複雑さとエレガンスを兼ね備えた極上の逸品です。
タイプ | 白ワイン |
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飲み口 | 辛口 |
ブドウ品種 |
シャルドネ 55%
ピノ・グリージオ 20% ピノ・ビアンコ 15% ソーヴィニョン・ブラン 10% (2015年) |
原産国・地域 |
イタリア/トレンティーノ=アルトアディジェ
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生産者 | サン・ミケーレ・アッピアーノ(San Michele Appiano) |
格付け | Alto Adige D.O.C. |
香りは、ライムやレモンの爽やかな柑橘系に、熟したトロピカルフルーツや白い花のニュアンスが加わり、華やかでとても複雑です。
口に含むと、フレッシュで豊かな果実味が口中を満たし、石灰質土壌から来る独特のミネラル感が全体を引き締めています。芳醇で複雑な味わいが幾重にも重なり、濃厚なフルーツのフレーバーが余韻に長く続きます。
まさに、力強さとエレガンスを兼ね備え、複雑ながらも見事に味わいのバランスが取れた一本に仕上がっています。
サン・ミケーレ・アッピアーノは、1907年にイタリア北部アルト・アディジェ州で設立された協同組合形式のワイナリーです。ワイナリー名は、所在地であるアッピアーノ(Appiano)と守護聖人の聖ミカエル(San Michele)に由来しています。アルプスの麓で約340軒のブドウ栽培農家がワイナリーに参加し、冷涼な気候と多様な土壌を活かしたブドウ栽培が行われています。
このワイナリーでは、1977年に醸造長に就任したハンス・テルツァー氏が、契約農家と密接に連携し、ブドウの品質向上に尽力してきました。その長年の努力が実を結び、彼は1997年に「世界の優れたエノロゴ(醸造家)の10人」に選出されるという栄誉を受賞。さらに2000年にはイタリアを代表するワイン雑誌『ガンベロロッソ』で年間最優秀ワイナリーを受賞するという素晴らしい成果も収めています。
サン・ミケーレ・アッピアーノは「品質重視」を理念に掲げ、高品質なワイン造りに注力しています。このワイナリーで特筆すべきは、単一品種に依存せず、複数の品種を用いることでヴィンテージの個性を最大限に引き出すブレンド技術です。他のワイナリーにはないこうした独自の姿勢が評価され、サン・ミケーレ・アッピアーノはイタリアを代表するワイナリーとして、世界中のワイン愛好家から支持を集めています。
サン・ミケーレ・アッピアーノは、アルプス山脈ふもとの南東または南西向きの日当たりの良い畑でブドウを栽培しています。平均樹齢25~35年のブドウがグイヨ仕立てと呼ばれる仕立て方で丁寧に栽培されています。
収穫は、9月中旬から9月末にかけて、熟度が最適なブドウのみを厳選し、すべて手作業で行われます。徹底した選果により、ピュアな果実味が際立つ高品質なワイン造りを可能にしています。
醸造では、アルコール発酵に加えて一部のブドウにマロラクティック発酵を採用。これにより、リンゴ酸のフレッシュな酸味と乳酸によるまろやかな口当たりが絶妙に調和した味わいが生まれます。
サン・ミケーレ・アッピアーノでは、この地特有の冷涼なテロワールと高度な醸造技術を融合させることで、エレガントでバランスの取れた味わいと熟成可能なポテンシャルを兼ね備えたワインを生み出しているのです。
トレンティーノ=アルト・アディジェ州は、イタリア北部アルプス山脈の南麓に広がり、オーストリアとスイスに接する国境地帯に位置しています。この州は、南部のトレンティーノ地方と北部のアルト・アディジェ地方に分かれ、特にアルト・アディジェ地方は急峻な山々と谷間が特徴的な地域です。
この地域の気候は冷涼で、アルプスからの冷気とアドリア海からの温かい風が交わることで、昼夜の寒暖差が大きくなることが特徴です。日中の温暖な気温がブドウの糖度を高め、夜間の冷気が糖と酸の分解を抑制することで、芳醇な果実味とフレッシュで引き締まった酸味を持つブドウが育まれます。また、乾燥した風と豊富な日照が病害を防ぎ、高品質なブドウ栽培を可能にしています。
この地域の土壌の多様性も優れたワインの生産を支える重要な要素です。石灰岩や火山性土壌は白ブドウに生き生きとした風味とミネラル感を与え、爽やかで洗練された白ワインを生み出します。この地の土壌がアッピウスの複雑性と品質の高さを支えていると言っても過言ではありません。
この地域で生み出されるワインは、冷涼な気候と豊かな土壌がもたらす安定した品質で、国際市場で高く評価されています。
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