商品について
このワインを生んだ醸造責任者のケント・ラスムーセンはカリフォルニアで40年以上のキャリアを持つ大ベテラン。彼が長年にわたって築いてきた栽培家との信頼関係を活かし、良質なブドウを好条件で入手しています。その結果、驚異的なコストパフォーマンスを実現した魅力的なワインが誕生。
飲むたびにその深い味わいの虜になる、フルボディでバランスの取れた一本です。
タイプ |
赤ワイン |
飲み口 |
辛口 |
ブドウ品種 |
カベルネ・ソーヴィニヨン 90%
メルロー 10%
(2021年)
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原産国・地域 |
カリフォルニア
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生産者 |
689セラーズ |
テイスティングノート
色調は、紫がかった深いルビー色です。
香りは、完熟したブルーベリー・ジャムやブラックチェリー、ボイセンベリーといった果実の豊かな香りに、スミレの花の繊細な香り、そしてダークチョコレートやほのかなスパイスのニュアンスもあり、非常に濃厚で複雑な印象です。
口に含むと、ブラックベリーとブルーベリーの豊かなフレーバーが口中に広がります。チョコレートのようなまろやかな甘味もあり、フレッシュな酸味とかすかなスパイスが心地よい余韻を残します。
まさに、豊かな果実味と酸味のバランスが取れたフルボディの赤ワインです。
【生産者】689セラーズ
「サブミッション」の生産者である689セラーズは、2008年にカリフォルニア州ナパ・ヴァレーで設立されたワイナリーです。醸造責任者のケント・ラスムーセンは1980年代からワイン造りに携わる超ベテランで、カリフォルニア全土の栽培家と強固なネットワークを築いてきました。
ワイナリー名の「689」は、中国の縁起の良い数字に由来しています。6は幸福、8は富や豊かさ、9は長寿や永遠の命を象徴し、これらの要素が調和することで、バランスの取れた優れたワインを生み出すという理念を表しています。
「サブミッション」は689セラーズの看板ブランドです。その名には「服従」や「従順」という意味が込められ、ワインに身を委ねて深く味わってほしいという造り手の思いが込められています。
689セラーズは、高品質なワインを手頃な価格で提供することをその使命としています。オーナー兼醸造責任者のラスムーセンが培った豊富な経験と業界での強固な人脈を活かし、良質なブドウを割安価格で調達。これにより、コストパフォーマンスに優れたワインを生み出すことを可能にしています。このようなユニークなアプローチにより、ナパ・ヴァレーの特徴的なテロワールを見事に表現しつつ、幅広い愛好家が楽しめる魅力的で手頃な価格のワインを実現しているのです。
従来の方法に縛られずコスパを追求するワイン造り
689セラーズでは、カリフォルニア各地から毎年最良かつコストパフォーマンスの高い果実を調達しています。サブミッション カベルネ・ソーヴィニヨンには、ナパやソノマといった世界的に有名な銘醸地に加えて、温暖なローダイや冷涼なメンドシーノなどカリフォルニアの名高いカベルネ産地から厳選された果実を使用しています。そのため、産地や醸造については固定的なレシピに従うのではなく、そのときに合ったものを選び、毎年安定した品質のワインを生産しています。
サブミッション カベルネ・ソーヴィニヨンはフレンチオークの樽で10カ月ほど熟成させています。新樽率は25~30%ほどで、ほどよい樽香があり、バランスの取れた複雑な味わいのワインを生み出しています。
【生産地】カリフォルニア
カリフォルニアは、アメリカ合衆国の西海岸に位置する広大なワイン生産地域です。北緯32度から42度に及ぶこの地域は、北をオレゴン州、南をメキシコと接し、西は太平洋に面しています。ナパ・ヴァレーやソノマ、セントラルコースト、セントラルヴァレー、アンダーソン・ヴァレーなど、多くのワイン産地が点在し、それぞれが個性豊かなワインを生み出しています。
この地域のテロワールは、カリフォルニアワインの多彩な味わいを支える重要な要素です。温暖な地中海性気候が特徴で、沿岸部では太平洋からの冷涼な海風や霧が昼夜の寒暖差を生み、暖かい昼間にブドウは糖分を蓄積し、夜間の冷え込みが糖と酸の分解を抑えます。これにより、豊かな果実味と鮮やかな酸味のバランスの取れたブドウが育ちます。一方、内陸部では乾燥した高温の気候が果実味を凝縮させ、力強いワインを生み出します。
カリフォルニアの土壌は、火山性土壌や砂質土壌など様々なタイプが存在し、それぞれがワインに独特の特徴を与えます。例えばナパ・ヴァレーの火山性土壌は、赤ワインに骨格と複雑さをもたらし、高品質なワインを生み出す一つの要因になっています。
サブミッション カベルネ・ソーヴィニヨンに使用される様々なブドウの特徴
サブミッション カベルネ・ソーヴィニヨンは、カリフォルニア州のソノマ、ナパ・ヴァレー、ローダイ、メンドシーノなど、複数の地域から厳選されたブドウを使用して造られています。
これらの地域は、それぞれ独自の気候と土壌条件を持ち、ワインに多様な風味と複雑さをもたらします。ソノマとナパ・ヴァレーは、冷涼な海風と霧の影響を受ける地中海性気候で知られ、ブドウに豊かな果実味とフレッシュな酸味をもたらします。一方、ローダイとメンドシーノは、より乾燥した気候で、凝縮された果実味をワインにもたらします。これらの異なる地域のブドウを巧みにブレンドすることで、バランスの取れた複雑な味わいを実現しているのです。