商品について
ボートシェッド・ベイ マールボロ ソーヴィニヨン・ブランは、ニュージーランドのマールボロで生産されるワインです。マスター・オブ・ワインの称号を有するアラステア・メイリング氏が、最高醸造責任者を務めるワイナリーから生まれました。メイリング氏は「ヴィラ・マリア」をニュージーランドを代表するワイナリーへと導いた功労者でもあります。
その彼が手掛けたこのワイン、トロピカルフルーツのアロマとグアバやレモングラスのニュアンスが絶妙。きりっとした酸の心地よさも魅力です。
マールボロのテロワール由来の高級感が感じられる高コスパのワインです。
タイプ |
白ワイン |
飲み口 |
エレガント |
ブドウ品種 |
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原産国・地域 |
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生産者 |
ボートシェッド・ベイ(Boatshed Bay) |
格付け |
G.I.MARLBOROUGH |
テイスティングノート
色調は、澄んだ淡いレモンイエローです。
香りはフルーツ感が満載。グレープフルーツ、りんご、パッションフルーツの香り、爽快なミントが感じられます。
口に含むと、きりっとした酸味とマールボロ特有のミネラル感が広がります。糖と酸のバランスは抜群。銘醸造家が手掛けたことがわかる複雑さも持っています。
爽やかな果実味とテロワールの特性、そのハーモニーが楽しめます。
【生産者】ボートシェッド・ベイ
1996年に設立されたボートシェッド・ベイ。カリフォルニアに本拠地を置く米国ワインブランド「フォーリー(Foley)」によって運営されています。
フォーリーはカリフォルニアワインだけにとどまらず、ニュージーランドを代表するさまざまなワインブランドを展開しており、いずれも高い評価を得ています。
フォーリー社が手掛けるニュージーランドワインブランドを統括しているのが、アラステア・メイリング氏。メイリング氏は、英国ワイン・マスター協会から「ワイン・マスター」の称号を得た名醸造家です。ニュージーランドではメイリング氏の名を知らない人はいないといわれ、「ヴィラ・マリア」が国際的な評価を得たのも彼の手腕。
ボートシェッド・ペイのワインは、ニュージーランドの海の美しさにインスピレーションを得て作られているという美しいエピソードもあります。
マールボロの地を知り尽くしたメイリング氏が、並外れた知識や経験をつぎ込んだボートシェッド・ベイのソーヴィニヨン・ブラン。妥協を許さない製法がその品質を支えています。
マスターオブワインを取得している自然派の醸造家のワイン造り
ボートシェッド・ベイは将来を見据え、サステナブル農法を採用。湿地帯や動植物を保護することに重きを置いています。ソーラーエネルギーの活用で、使用電力30%削減に成功しました。
水を再利用したり、ブドウの搾りかすを地元の畜産農家に有効利用してもらったり、効率的で環境に優しい栽培法を貫いています。
大切に育てられたブドウは気温が低い早朝に収穫、ステンレスタンクで醗酵させます。
2か月間の熟成は、シュール・リーという方法がとられています。シュール・リー熟成とは、澱をそのままにして発酵する方法のこと。酵母に由来するユニークな味わいや深みが生まれます。
ボートシェッド・ベイのソーヴィニヨン・ブランは、マールボロ地区の2つのサブリージョン(小地区)で収穫されたブドウを使用。冷涼な沿岸部に位置するアワテレ・ヴァレーと、温暖なワイラウ・ヴァレー、それぞれの地域で収穫されるブドウを醸造し、ブレンドするという方法をとっています。
涼しいアワテレ・ヴァレーのブドウからはキレのいい酸を、温暖なワイラウ・ヴァレーからは糖度と果実味を得て完成します。
【生産地】マールボロ
ニュージーランドの南島、北東部に位置するマールボロ。山や谷のある複雑な地形が特徴です。
南緯40度に近く、日照時間は年間2,400時間に及びます。海洋性気候のマールボロは、夏が涼しく冬は暖かく1年の平均気温は18℃。ニュージーランドで有数のブドウの産地となっているのもうなずける条件がそろっています。長い日照時間による光合成で糖度が高くなり、気温が下がる夜間にはブドウの呼吸速度を抑えるため、酸と糖のバランスが良くなるのです。
土壌は大半が砂利質。砂利質の土壌は排水性の高さが特徴です。ブドウの根は土中の水分を追い求めて、長く深く成長。その過程でストレスを受け、フェノール類やタンニンの化合物が生成されます。深く伸びた根はさまざまな鉱物と接触し、ワインの味わいを複雑なものに変えます。
ボートシェッド・ベイが使用するブドウは、性質が異なる2つの地域で栽培。沿岸に位置するアワテレ・ヴァレーは涼しく、適度な酸と糖度を持つフレッシュなブドウが収穫されます。
温暖なワイラウ・ヴァレー産のブドウは、糖度の高さが持ち味。強い果実味と糖度によって、発酵過程でアルコール度が高くなり、強いボディのワインへ仕上がっていきます。厚く成長したブドウの果皮も大事な要素。豊富なタンニンをもたらします。
ワインの美しい色調や複雑な味わいは、マールボロの気候や土壌が源になっているのです。