商品について
ニュージーランドが持つワイン産地としての高いポテンシャルにいち早く目を付けたブティックワイナリーが手掛けるソーヴィニヨン・ブラン。
家族経営の小規模ワイナリーながら、ブドウ栽培からボトリングまで一貫して自社で行うというこだわりぶりです。
手間ひまを惜しむことなく、有機栽培で丁寧に育てられたブドウから高品質なワインが生み出されています。ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランらしいフレッシュな酸味と豊かな果実味に加え、複雑さと長い余韻も楽しめる1本です。
| タイプ |
白ワイン |
| 飲み口 |
エレガント |
| ブドウ品種 |
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| 原産国・地域 |
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| 生産者 |
シャーウッドエステート(Sherwood Estate Stratum) |
テイスティングノート
色調は、輝くような淡いレモンイエローです。
香りは、フレッシュでフルーティな香りが際立ちます。特にトロピカルフルーツや、グレープフルーツなどのシトラス、そしてグーズベリーというソーヴィニヨン・ブランによく出る酸味の強い果実のアロマが感じられ、リンゴのような爽やかな香りも広がります。さらに、ほのかなミントの香りがアクセントを添えています。
味わいは、口の中がリフレッシュするようなフレッシュな酸味が広がります。しっかりした酸味によって、豊かな果実味が一層引き立てられています。
このワインは、酸味と果実味のバランスが良く、全体的に豊かで複雑な風味があり、長く続く余韻が魅力的なソーヴィニョン・ブランです。
【生産者】シャーウッド・エステート
シャーウッド・エステートは、デインとジル夫妻が1987年に創業したブティックワイナリーで、ニュージーランドワインのパイオニア的な存在です。
当時、ニュージーランド全体でまだ70軒ほどしかワイナリーがない中、夫妻はこの地が持つワイン産地としての高いポテンシャルにいち早く着目し、「高品質のワインは世界中の人々を魅了する」という信念のもとワイナリーが設立されました。
現在も100%家族経営を続けており、ニュージーランドのブティックワイナリーとしては珍しく、ブドウの栽培からボトリングまで一貫して自社で行うというこだわりを貫いています。最新鋭の設備を導入し、自然酵母を用いるなど、一切の妥協を許さないきめ細かなワイン造りを行っています。
品質への妥協なきこだわりとサステイナブルなワイン造り
シャーウッド・エステートでは、環境に配慮し、有機栽培など手間ひまを惜しまないサステイナブルなワイン造りが行われています。
栽培では、ブドウ樹の間隔を広く取り、剪定を徹底的に行うことで日照と風通しを最適化しています。また、ブドウ畑に花を植えることで、害虫がブドウではなく花に集まるよう工夫しています。さらに、ブドウを圧搾する際に生じるブドウの皮は堆肥として利用し、大量に剪定された枝や葉は有機栽培の原料として活用するなど、循環型の生産活動を実践しています。ワカメなどの海藻をブドウの樹の下に敷いて肥料にするなど、ブドウの品質のために全く労を惜しまない取り組みも行われています。
ブドウの収穫は、ブドウが成熟した4月中旬の最適なタイミングに行われます。夜間の涼しい時間帯に収穫を行うことで、ブドウの鮮度と香りが最大限に保たれるようにしています。
収穫されたブドウは速やかに醸造所へと運ばれ、優しい力で圧搾された後に、3週間の低温発酵と2ヶ月間タンクで澱とともに熟成させる工程を経て、最終的にボトリングが行われます。
このように、シャーウッド・エステートでは、栽培から醸造、ボトリングまでの全工程を自社で一貫して行うことで、高品質なワインを生み出しています。
【生産地】ワイパラ・ヴァレー
シャーウッド・エステートがあるワイパラヴァレーはニュージーランド南島の北部にその拠点があります。南島最大の都市クライストチャーチから北に車で45分ほどと利便性が高い場所に位置し、絵画のような美しい景色が広がる場所としても知られています。
この地域は、夏は比較的温暖で降水量が少なく、冬は比較的穏やかで湿度が高い気候です。昼夜の寒暖差が大きいため、ブドウはゆっくりと成熟しながら果実味と酸味の豊かなブドウが育ちます。
土壌は、多様で複雑な特性がある土壌で、主に火山性土壌や粘土質土壌によって構成されています。火山性土壌は、水はけがよいことからブドウの樹は地中深くまで根を伸ばし、地中から豊富なミネラルを吸収します。粘土質土壌は、水分と栄養分の保持力が高く、ブドウの成長を安定させ、凝縮感のある果実を生み出します。
