商品について
ニュージーランドワインの銘醸地マールボロで造られた高品質なソーヴィニヨン・ブラン。
世界最難関のワイン資格とされるマスター・オブ・ワインに最年少で合格したサム・ハロップ氏の手による、受賞歴多数でコスト・パフォーマンスに優れた1本です。
54の優良な区画から厳選された高品質のブドウのみを使用。マールボロのテロワールがもたらす、豊かな果実味と酸味、そしてしっかりしたミネラルと爽やかな味わいが楽しめるワインです。
| タイプ |
白ワイン |
| 飲み口 |
辛口 |
| ブドウ品種 |
ピノ・ノワール 100%（2020）
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| 原産国・地域 |
ニュージーランド/マールボロ
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| 生産者 |
サマーハウス（Summerhouse） |
| 格付け |
G.I.MARLBOROUGH |
テイスティングノート
香りは、グレープフルーツやりんごのフレッシュな香りが広がり、ミントのような爽やかなハーブの香りが、アクセントとなっています。
口に含むと、熟した柑橘類やトロピカルフルーツのアロマに溢れ、マスクメロンやライチ、レモングラスの風味が口いっぱいに広がります。
生き生きとした酸が、果実味を一層引き立て、マールボロの土壌由来のミネラルが、ワインに奥行きと複雑さをもたらしています。
このワインは、果実味と酸味、そしてミネラルが見事なバランスで調和した、まさにマールボロのソーヴィニヨン・ブランを象徴する魅力的な1本です。
【生産者】サマーハウス
サマーハウスはニュージーランド南島のマールボロ地方に拠点を持つ、2005年設立の近代的な家族経営の大規模ワイナリーです。
サマーハウスで醸造コンサルタントを務めるサム・ハロップ氏は、2003年に世界最難関のワイン資格とされる「マスター・オブ・ワイン」に、当時最年少の31歳で一発合格しています。さらに、合格者の中で特に優秀な成績を収めた者に贈られるTim Derouet賞を受賞しており、その卓越した才能が広く認められています。2006年には、世界最大規模のワインコンクールであるインターナショナルワインチャレンジ(IWC)のチェアに就任し、その後、審査最高責任者である共同チェアに就任しています。
酒サムライの称号を持ち、IWCの日本酒部門設立にも関わるなど日本酒の国際化にも貢献しています。これらの飛びぬけた活躍ぶりが評価され、2013年には英国「ドリンク・ビジネス」誌より、最も影響力のあるワインコンサルタント10人の1人に選ばれています。
マールボロのテロワールを最大限に引き出すワイン造り
サマーハウスでは、マールボロのテロワール（地理的特性）を最大限に引き出しながら、環境に配慮した持続可能なブドウ栽培とワイン造りが行われています。
サマーハウスのソーヴィニヨン・ブランにはマールボロの54の区画から厳選したブドウが使用されています。日照量や風通しなど、ブドウが育つ区画ごとのマイクロクライメット（小規模なエリアの環境）によってブドウの出来が異なってくるため、各区画のマイクロクライメットを理解した上で、ブドウの正しい成長を促すきめ細やかな栽培が行われています。ブドウの樹の平均樹齢は15年で、ブドウの植密度は6,500本/ha、収量は50hl/haです。
環境にも配慮し、冬季には羊を放牧してブドウ畑の雑草を食べてもらうことで、除草剤の使用を削減し、草刈り機の使用や除草剤散布に伴う二酸化炭素の排出も削減しています。
サマーハウスでは、「サステイナブル・ワイングロワーズ・ニュージーランド（SWNZ）」という、持続可能なワイン生産を推進するニュージーランドの認証を2008年に取得しています。最新鋭の水浄化装置を導入して水の使用量を40％削減し、ブドウの搾りかすを肥料として畑に散布して廃棄物を最小限に抑えるなど、持続可能なワイン造りに率先して取り組んでいます。
収穫は、マールボロの54の区画からブドウを厳選し、熟度のピークに手摘みで収穫が行われます。各区画から生まれた異なる個性を持つブドウを最適な比率でブレンドすることで、毎年安定して最高品質のワインを生み出し続けています。
発酵は、ステンレスタンクを用いて低温発酵（12℃）で10日間行い、熟成もステンレスタンクを用いて行うことで、果汁のフレッシュで生き生きとした風味を維持しています。
サマーハウス ソーヴィニヨン ブランは、これらの工程を通じて、マールボロのテロワールを反映した、フレッシュな果実味溢れる高品質なワインを生産しています。
【生産地】マールボロ
サマーハウスがあるマールボロは、ニュージーランド南島の北東部に位置しています。
マールボロの気候は、温暖な海洋性気候の中でも、日照量が多いことが特徴です。夏は暖かく、冬は比較的穏やかな気候です。昼夜の寒暖差が大きく、昼間の長い日照で光合成が活発になり、糖の生成が促進されます。一方で、冷涼な夜はブドウの代謝活動を低下させ、糖と酸の分解が抑制されます。その結果、理想的な糖と酸のバランスを持つブドウが育ちます。
マールボロの土壌は、大部分が砂利質で構成されています。砂利質土壌は排水性が高いことが特徴で、ブドウが水を求めて地中深くまで根を伸ばすことから、土壌中の豊富なミネラルを吸収してミネラルの豊かなブドウが育ちます。また、根が深く伸びる過程でブドウの樹がストレスを受け、フェノール類などの防御関連の化合物が多く生成されることで、それが複雑な味わいとなってワインに反映されます。
