アシルティコ・バイ・イエア ワイルド・ファーメントAssyrtiko by Gaia Wild Ferment

エーゲ海の美しい火山島で樹齢70年以上の古樹から獲れた、ギリシャを代表するブドウ品種のアシルティコを100%使用。
世界的に評価の高い実力派の造り手が自然発酵で仕上げた、豊富なミネラルと複雑な風味が特徴の上質で魅力的な白ワインです。

5,830円(税抜 5,300円)
2022年 750ml カートに入れる

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5,830(税抜 5,300円)

2022年 750ml
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商品について

息をのむほどに美しいギリシャのサントリーニ島で、国際的な賞を多数受賞した醸造家ヤニス・パラスケヴォプロスが自然発酵と卓越した技術で生み出す白ワインです。

古樹から収穫されたアシルティコが生み出す柑橘系のフレッシュな香りと白い花のアロマが広がります。サントリーニ島の独特の気候と火山性土壌が織りなす、豊富なミネラルとシャープな酸味が魅力的なワインです。

タイプ 白ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
アシルティコ 100%
原産国・地域
ギリシャ/サントリーニ
生産者 ガイア・ワインズ (Gaia Wines)
格付け PDO サントリーニ

テイスティングノート

アシルティコ・バイ・イエア ワイルド・ファーメント ソムリエ佐々木 テイスティングノート

色調は、鮮やかな黄金色が特徴です。

香りは、柑橘系のフレッシュな果実の香りが広がり、白い花のエレガントなアロマが感じられます。フルーティで芳醇な香りが特徴的です。

口に含むと、シャープでフレッシュな酸味がまず感じられ、その後に塩味やヨードのような独特のニュアンスが現れます。
フレッシュでピュアな果実味があり、バランスの取れた酸味とともに、複雑な風味が口の中に広がります。クリーミーでバターのような滑らかな口当たりが印象的なワインです。

【生産者】イエア・ワインズ

イエア・ワインズ は、1994年に設立されたギリシャのワイナリーです。
創業者はボルドー大学で博士号を取得したワイン醸造家のヤニス・パラスケヴォプロスと、アテネ農業大学で農学を学んだレオン・カラチャロスの2人です。
このワイナリーは、サントリーニ島とギリシャ最大のワイン産地であるペロポネソス半島のネメアにあり、それぞれ独自の気候と土壌が、土着品種アギオルギティコとアシルティコの栽培に適しています。

「イエア(Gaia)」、ギリシャ語で「母なる大地」という意味を持つこの名前は、土地との深いつながりと、ギリシャの土着品種を用いて世界クラスのワインを生み出すというワイナリーの理念を象徴しています。
イエア・ワインズは、品種のポテンシャルを最大限に引き出すため細部にわたる管理と、クローン栽培や新しい醸造技術の開発に力を入れています。

このワイナリーは世界的に影響力のあるWines & Spirits誌から「年間最優秀ワイナリー」の称号を受け、また世界的に有名なワイン評論家のロバート・パーカーからも高く評価されています。その品質は今や世界中で認められ、ヨーロッパ、北米、オーストラリア、ブラジルなど多くの国に輸出されています。今後もさらなる発展が期待されるワイナリーです。

生産者 栽培、収穫、醸造方法
アシルティコ・バイ・イエア ワイルド・ファーメントは、伝統と独自の高度な技術のもと生産されています。

栽培には、樹齢70~80年のブドウの樹を用いており、海からの強い風と砂からブドウを守るため、ブドウの樹を低く丸いバスケットのように編み込む、「クールーラ」と呼ばれるサントリーニ独自の株仕立てで育てます。
高地で昼夜の寒暖差が大きいため、酸の分解が抑制され、バランスの取れた酸味の果実が育ちます。また、冷涼な気候でブドウがゆっくり成熟することで、果実に風味が凝縮します。

収穫は100%手摘みで、熟度が均一で高品質の果実のみを厳選するため、産出高は20hl/haと低いですが、これが品質の高いワインを生みだす秘訣でもあります。

発酵工程では、12時間の低温スキンコンタクトを行い、果汁を低温のステンレスタンクとフレンチオークの新樽に分けます。
低温でスキンコンタクトを行うことで、果汁のフレッシュさと酸味を保ちつつ、果皮から成分が抽出され、ワインにフルーティで芳醇な香りが生まれます。
また一部フレンチオークを使うことでバニラやスパイスのニュアンスが加わります。
ブドウ自体が持つ天然酵母を利用した自然発酵(ワイルド・ファーメント)により、土地特有の複雑で豊かな風味が引き出されます。
また、マロラクティック発酵でリンゴ酸が乳酸に変わることで、酸味が和らぎ、クリーミーで滑らかな口当たりになります。

熟成にはステンレスタンク、アカシア樽、フレンチオーク樽、アメリカンオーク樽、セラミックアンフォラと、実に様々な容器が使用されます。
ステンレスタンクは果汁のフレッシュさを保ち、アカシア樽はブドウの繊細な香りを引き出します。
アメリカンオークはバニラやトーストのニュアンスをワインに加え、セラミックアンフォラは微細な酸素を通すことで滑らかな口当たりのワインを生み出します。
これらの異なる容器で別々に熟成されたワインを巧みにブレンドすることで、複雑且つバランスの取れた味わいを持つワインとなります。

【生産地】サントリーニ島

サントリーニ島は紀元前17世紀の火山爆発で形成されたエーゲ海に浮かぶ島で、ワイン造りの歴史は約3,500年前の青銅器時代にまでさかのぼります。

土壌は、溶岩、火山灰、軽石、凝灰岩、玄武岩などのミネラル豊富な火山性物質が主成分で、多孔質の土壌を形成しています。
この土壌とエーゲ海の影響により、ワインには火打石や燻製、また塩味やヨードといった独特のニュアンスが生まれます。

気候は地中海性気候で、夏は暑く乾燥し、冬は温暖です。強風がブドウを病害から守り、長い日照時間がブドウの糖度を高めることで、風味が凝縮したブドウが育ちます。
また、昼夜の寒暖差が酸や香り成分を保持し、バランスの取れた酸と柑橘や白い花のアロマが際立つようになります。

土壌に有機物が少なく粘土質が含まれないことから、幸いにもこれまでフィロキセラの被害を受けたことがありません。このため、接ぎ木をされておらず自分自身の根(自根)を持つ樹齢50年以上の古木が生き延びています。
古木から生まれるブドウは、より複雑で深みのあるアロマと味わいを持ち、特に柑橘やミネラルのニュアンスが強くなります。
また、自根の古木は地中深くまで根を張り、土壌から豊富なミネラル分を吸収するため、色調がより濃く、黄金色のニュアンスを持つワインになることもあります。

このように、サントリーニ島では火山島特有のミネラル豊富な土壌と地中海性気候の恩恵を受け、複雑な香りと味わいを持つ高品質なワインが生み出されています。

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