商品について

このワインは、世界最大のピノ・ノワール生産者であるコノスルによって、2003年にリリースされました。
初リリース時からヴィンテージを重ねるごとに、品質を向上させ続けているのが特徴で、国内外から高い評価を受ける1本です。

「チリで最高のピノ・ノワールを造りたい」というコノスルの熱意を体現した、至高のピノ・ノワールとなっています。

テイスティングノート

色調は、奥深く上品で輝きのあるルビー色。

香りは、チェリー・ラズベリーの凝縮された果実味とスミレの花のアロマが感じられます。

口に含むと感じるのは、絶妙なバランスで調和している、凝縮した果実味とフレンチオークのスモーキーさ。

豊かな香りと複雑で深みのある味わいが贅沢に楽しめる、エレガントな一本です。

【生産者】コノスル
革新的なワイン造りで世界を魅了するチリの代表的ワイナリー

コノスルは「チリで最高のピノ・ノワールを造りたい」という情熱から生まれた、南米の革新的なワイナリーです。

従来の伝統や慣習にとらわれずに高品質なワインを生み出すことをモットーに、設立直後から革新的なアイデアを実践してきました。

こうして生み出されたのが、今や世界的に人気のワインの1つとなった「コノスル オシオ ピノ・ノワール」。
伝統的な方法と最新技術の融合で生み出されたこのワインは、現在コノスルのアイコン的存在となっています。

これらの銘品を生み出した功績として、コノスルは英国の業界紙「The Drink International」が発表する”最も称賛されるワインブランド”において、世界TOP20に選出。
さらに、多くの著名なワインガイドや国際コンクールで数々の受賞歴も誇るなど、チリを代表するワイナリーとしてその地位を確立しています。

コノスル　オシオを造るために醸造施設を新設

コノスルは、このプレミアム ピノ・ノワール「オシオ」の生産にあたって、1999年に専用セラーである「オシオセラー」を建設しています。

このセラーは、フランス・ブルゴーニュの銘醸ドメーヌ・ジャック・プリュールの当主マルタン・プリュール氏の指導のもと、オシオ畑の選定から醸造、熟成までの様々な面でコンサルティングを受けて作られたものです。

オシオセラーの特徴は、最高品質のピノ・ノワールを製造するための専用設備が備わっていること。

まず、発酵槽に使用するのは、ブルゴーニュで伝統的に使用されるオープントップタンク。
抽出する味のバランスを考え、房の形をなるべく崩さないよう、足踏みで軽く破砕してからこのタンクで発酵させます。

そして発酵後は、こだわりのミディアムトースト・フレンチオークの新樽100%を使用し、14か月じっくり時間をかけて熟成。
樽の香りと成分をワインへしっかりと抽出します。

また、熟成させるうちの一部(10％)は、オープントップタンクではなく、卵型のセメントタンクを使用。
この工程を組み合わせることで、トーストしたオークの香りやバニラやシナモン、ナツメグのニュアンスまで加わり、深みのある複雑性を与えることができます。

こうしたこだわりのもと完成するピノ・ノワールは、濃縮された果実味とフレンチオークの特性を見事に兼ね備えた極上のワインとなっています。

【生産地】カサブランカ・ヴァレー

ワイナリーのコノスルが位置するのは、チリの主要なワイン産地である「カサブランカ・ヴァレー」。
この地域の気候は、夏は温暖で乾燥し、冬は比較的温和で降水量が多いことが特徴の地中海性気候です。

地中海性気候の特徴として、もう1つあげられるのは、一日の中で大きな気温差があること。
これによって、気温が高い昼間帯はブドウの糖度が上昇し、気温の低い夜間帯は酸の分解を防いでくれます。

この条件で育つブドウは、鮮やかな果実味とフレッシュな酸味をあわせもつため、バランスに優れた上質な味わいとなります。

そしてもう1つ特筆すべきなのが、この地域のユニークな土壌。
砂質ローム・粘土質・石灰質が混ざり合ったもので、ブドウ栽培に適したものとなっています。

まず、砂質ロームは、水はけが良く、ブドウが水分を求めて深くまで根を張るため、地中のミネラル分をたっぷり吸収してくれるようになります。

さらに粘土質の土壌は、水分保持力があるため、乾燥した夏でもブドウに必要な分の水分をしっかり供給してくれます。

こうした、高いクオリティのブドウ栽培を安定的に叶えてくれる環境が、コノスル オシオ ピノ・ノワールの高い品質を支えているのです。