ハーマンジェイウィーマー ドライ リースリング  商品画像

ハーマンジェイウィーマー ドライ リースリングHermann J. Wiemer Dry Riesling

ハーマン・J・ウィーマー ドライ リースリングは、アメリカのニューヨーク州北西部で生産されている白ワイン。リースリングの名産地、
ドイツ・モーゼルの伝統を受け継ぎつつ、アメリカらしさを融合させた味わいです。清楚でありながら深みのあるふくよかさが特徴です。

5,280円(税抜 4,800円)
2021年 750ml カートに入れる

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ハーマン・J・ウィーマードライリースリングは、ニューヨーク州フィンガーレイクスの冷涼な気候に育まれる白ワイン。リースリングの故郷、ドイツの伝統を発展させた製法によって、ワイン通たちのあいだでも評判の高い1本になっています。
鮮やかな酸味、リースリング特有の爽快感、柑橘類や蜂蜜の風味。さまざまな要素が調和する白ワインは、清楚さと複雑さをともに味わえます。

タイプ 白ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
リースリング 100% (2021)
原産国・地域
アメリカ/ニューヨーク/フィンガーレイクス地域
生産者 ハーマン・J・ウィーマー

テイスティングノート

香りは、レモンなどの柑橘類と白い花々の清楚さとともに、蜂蜜の甘さやミントの爽やかさが感じられます。
口に含むと、ハリのある酸味と豊かなミネラル分がひろがり、リースリングらしいシャープでクリアな味わい。みずみずしい果実味と、フィンガーレイクスのテロワールを映した美味を堪能できます。

【生産者】ハーマン・J・ウィーマー (Hermann J. Wiemer)

ワイナリー名にもなっている創設者ハーマン・J・ウィーマー。
ハーマン・J・ウィーマーは、リースリングの名産地ドイツのベルンカステル出身。母方の家系は、リースリングの原産地のひとつであるモーゼルで、300年以上ワイン造りを続けてきました。父はベルンカステルの農業試験場の責任者で、第2次世界大戦後、モーゼルの大地にリースリングを復興させるために尽力したことで知られています。

こうした環境で育ったハーマンは、青年期に接ぎ木の技術を習得。1968年、ドイツのモーゼル地方とよく似た条件を持つニューヨーク州フィンガーレイクスに移住しました。当時、フィンガーレイクスでヨーロッパブドウ種(ヴィティス・ヴィニフィラ)の栽培がうまくいくと考えた人は少なかったにもかかわらず、ハーマンの信念は揺るぎませんでした。

1979年、セネカ湖の左岸に「ハーマン・J・ウィーマー・ヴィンヤード」を設立。同年のニューヨーク・ステイト・フェアー・ワイン・コンペティションにおいて、ハーマンのシャルドネは金賞を、リースリング・ドライは銅賞を獲得。設立当初から、ワイン通を瞠目させる品質で知られるようになりました。

ハーマン・J・ウィーマーの主要なブドウ園には、叔父の「ヨーゼフ(Josef)」と母の「マグダレーナ(Magdalena)」の名前がつけられています。ワインの世界で高く評価される銘品の原料の多くは、ヴィティス・ヴィニフェラと呼ばれるヨーロッパ種です。ハーマンは、フィンガーレイクス地方におけるヴィティス・ヴィニフェラ栽培のパイオニア的存在であり、後進たちをリードしてきました。
化学的な除草剤を排除するために、早くからカバー・クロップ(土壌を守るために意図的に植える下草のこと)やビオディナミ農法を導入。持続可能な農業によって、ワインの品質も高めるという一石二鳥の効果を上げています。

ハーマンのさまざまな努力が実を結び、2006年にはニューヨーク・ワイン・クラシックにおいてガバナーズカップを獲得。
ワイン&スピリッツ誌では、2010年から「トップ100ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選出されており、ヨーロッパの名ワインと肩を並べる存在になっています。

300年の知恵と自然志向が生む、サステナブルなリースリングの真髄

ハーマン・J・ウィーマーは、出身地ドイツ・モーゼル地方の伝統を用いたワイン生産を続けてきました。ワイン造りを300年以上続けてきた先祖の知恵、ハーマン自身の知識。それらによって、ニューヨーク州フィンガーレイクスの土地と時代に即した製法を確立させたのです。

ハーマンのワイナリーの特徴。
それはサステナブルな農法の導入です。カバー・クロップスやビオディナミ農法を用い、2003年からは除草剤や殺虫剤、化学肥料は使用しない方針を貫いています。ブドウの木の周辺に多種の植物を植えることで、土壌の健全性を維持しているのです。
リースリング種のブドウが持つ本来の味わいは、こうした栽培方法によって生まれます。

こうして実ったブドウは手摘みで収穫され、全房がプレスされます。2008年以降、ハーマンのワイナリーの醗酵はすべて、自然酵母のみを使用するようになりました。7カ月以上低温で発酵させ、豊かな風味やナチュラルな深みを引き出します。

濾過も清澄もせずに仕上げることで、ピュアな味わいがそのままボトリングされます。

ハーマン・J・ウィーマーの徹底した自然志向は、ワインの質を高め、より複雑な味わいを引き出すことに成功しました。とくにリースリング・ドライは、シャープでミネラルたっぷりの風味で高い評価を得ています。

【生産地】アメリカ/ニューヨーク

ハーマン・J・ウィーマー ドライ・リースリングは、ニューヨーク州中部・西部に位置するフィンガー・レイクスで生産されるワイン。
フィンガー・レイクス地方には、氷河期時代に形成された湖があちこちに点在しています。冷涼な気候とミネラル分が多い土壌が特徴です。

晩熟で寒さに強いリースリングは、フィンガー・レイクスの気候と相性が良く、キレのよい酸味とみずみずしい果実味を持つブドウが生まれます。冬には氷河湖の存在によって霜が和らぎ、ブドウの成育を助けてくれます。

氷河に由来する土壌は、砂質のロームや粘土質で構成され、ミネラル分が豊富。
リースリングはテロワールの影響を受けやすい品種とされていますが、ハーマン・J・ウィーマーのリースリング・ドライはその特徴を見事に体現。フィンガー・レイク特有の土壌のメリットを最大限に活かした1本であり、優れたコストパフォーマンスも魅力です。
ヨーロッパのワインにひけをとらない奥の深さは、多くのワイン愛好家たちに愛されています。

フィンガーレイクス地域

ハーマン・J・ウィーマーが所有するブドウ園は、「ヨーゼフ」と「マグダレーナ」という名前があります。

ヨーゼフ・ヴィンヤードは、ワイナリーのなかで最も古いブドウ畑。1974年に植樹したリースリングを中心に、ゲヴュルツトラミネールなども栽培されています。ヨーゼフ・ヴィンヤードは湖に近く、理想的な傾斜によってじゅうぶんな日照量を確保できるのが特徴です。当初は高収穫を目指していましたが、ブドウの樹と土壌の健康を考慮し、サステナブルな農法を導入。ヨーゼフ・ヴィンヤードのブドウの収穫量は多くありませんが、ハングタイムが長いため深い味わいの果実が収穫できます。

ハーマンが1988年に購入したマグダレーナ・ヴィンヤードは、セネカ湖の影響を強く受けるエリアにあります。冬期には温かい空気が、夏期には冷気が入ってくるため、ブドウは伸び伸びと成長します。常に空気の流れがあるため土地は乾燥し、ブドウ栽培のための理想的な環境となっています。
またマグダレーナ・ヴィンヤードの土壌は、石灰やシルト(細粒堆積物)、ローム(粘りと荒さがちょうどよい土壌)が特徴。深く伸びた根から多くのミネラルを吸収し、ワインに深みを与えます。

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