
ローソンズ リトリート カベルネソーヴィニヨンRawson's Retreat Collection Cabernet
オーストラリアを代表するワイナリー、ペンフォールズの創業者の名前を冠するローソンズ・リトリート。ペンフォールズの品質を手頃な価格でカジュアルに楽しめるワインです。
オーストラリアを代表するワイナリー、ペンフォールズの創業者の名前を冠するローソンズ・リトリート。ペンフォールズの品質を手頃な価格でカジュアルに楽しめるワインです。
オーストラリアを代表する名門ワイナリー、ペンフォールズの創業150周年を記念し、創業者の名前を冠して1995年に生まれたローソンズ・リトリート。
豊かな果実味と滑らかなタンニン、スパイスとオークの余韻が特徴的で、ペンフォールズの品質とこだわりを手頃な価格でカジュアルに楽しめるワインです。
タイプ | 赤ワイン |
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飲み口 | フルボディ |
ブドウ品種 |
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原産国・地域 |
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生産者 | ローソンズ・リトリート(Rawson’s Retreat) |
色調は深いルビー色で、グラスに注ぐとその濃厚さが一目でわかります。
香りは豊かで、まずカシスやブラックチェリーなどの黒系果実の香りが立ち上がり、その後に爽やかなミントやスミレの優雅な香りがほのかに漂います。さらに、ブラックペッパーとシダーウッドのスパイシーでウッディなニュアンスが、ワインの香りをより複雑にしています。
口に含むと、熟したベリーの果実味が口いっぱいに広がるとともに、滑らかなタンニンが心地よく、酸味はほどよくバランスが取れています。フィニッシュにはスパイスとオークのニュアンスが残り、余韻を長く楽しむことができます。
複雑さと豊かな風味を兼ね備えた、フルボディのワインだとすぐにわかる1本です。
ローソンズ・リトリートは、オーストラリアを代表するワイナリー、ペンフォールズの創業者であるクリストファー・ローソンズ・ペンフォールド医師が、1845年に南オーストラリア州アデレードのマギルに家族の滞在用として建てたコテージにちなんで名づけられました。
1845年、ペンフォールズの歴史の中で初めてのブドウの樹がこの地に植樹され、ここがワイナリー発祥の地となりました。ローソンズ・リトリートのラベルにはそのコテージが描かれていることから、その歴史的重要性を見て取ることができます。
そして1995年にペンフォールズがワイナリーの創業150周年を記念し、創業者の名を冠して立ち上げたブランド、ローソンズ・リトリート。フレッシュで親しみやすいスタイルのワインを提供し続けており、日常的に楽しめるデイリーワインとして多くのワイン愛好家に支持されています。
ローソンズ・リトリートは、カジュアルながらも高品質なワインを生産するために厳選したブドウを使用して造られています。
3月から4月の最適なタイミングで収穫されたブドウは品質の良いものだけを選別して破砕され、発酵プロセスに入ります。発酵は主にステンレスタンクで行われ、適切な温度管理やマセラシオンといったプロセスを通じて、ブドウの皮の風味と色素、タンニンが抽出され、ワインに深みを与えます。
発酵後のワインは、オーク樽で熟成され、これにより、バニラやスパイスのニュアンスが加わり、複雑な風味と香りが生まれます。
ローソンズ・リトリートのワインが生まれる南東オーストラリアは、ヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州、そして一部の南オーストラリア州を含む広大な地域で、メルボルン、シドニー、アデレードといった主要都市が点在しています。
この地域は主に温暖な地中海性気候に覆われています。夏は暑く乾燥しており、冬は温暖で湿潤なエリアです。沿岸部は海洋性気候の影響を受け、年間を通じて温暖で適度な降水があります。一方、山岳地帯は寒冷で、霜が降りることもあります。
このような多彩な気候と同様に土壌も地域ごとに異なる特徴があります。バロッサバレーでは鉄分豊富な赤土(テラ・ロッサ)や砂質土壌が主であり、ヤラバレーでは火山性やローム質の、排水が良好な土壌が多くみられます。ハンターバレーでは砂質ロームや粘土質ローム土壌が広がり、マレー・ダーリング盆地では砂質や沖積土壌が多く、灌漑を用いたブドウ栽培が行われています。
このように、南東オーストラリアの多様な気候と土壌が、他のワインにはない複雑さと豊かな風味を兼ね備えたワインを生み出してくれているのです。
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