商品について

フランクランド エステート リースリングは、リースリングの名門ワイナリーによる逸品で、『アルザスのロマネ・コンティ』と呼ばれるワイン クロ・サンテューヌに匹敵すると評されています。
その高いクオリティは、厳しい基準を持つ、全日空ビジネスクラスの機内ワインリストにも選ばれるほどです。

このリースリングは、レモンの皮やライムの爽やかな香りと、美しい花の芳香が特徴です。グレート・サザンの豊かなテロワールがもたらす濃密な果実味と、豊富なミネラル感が口いっぱいに広がります。

フランクランド エステート リースリングは、優雅でバランスの取れた味わいを持つ、リースリング愛好家にとって理想的な一本です。

テイスティングノート

フランクランド エステート リースリングは、リースリングの名門ワイナリーによる逸品で、『アルザスのロマネ・コンティ』と呼ばれるワイン　クロ・サンテューヌに匹敵すると評されています。

その高いクオリティは、厳しい基準を持つ、全日空ビジネスクラスの機内ワインリストにも選ばれるほどです。

このリースリングは、レモンの皮やライムの爽やかな香りと、美しい花の芳香が特徴です。グレート・サザンの豊かなテロワールがもたらす濃密な果実味と、豊富なミネラル感が口いっぱいに広がります。

フランクランド エステート リースリングは、優雅でバランスの取れた味わいを持つ、リースリング愛好家にとって理想的な一本です。

【生産者】フランクランド・エステート

フランクランド・エステートは、1988年に西オーストラリア南西部のフランクランド・リヴァーで設立されました。創業者のバリーとジュディは、羊毛業を営んでいた牧草地を開墾し、ブドウを植えることからワイナリーをスタートさせました。

研究熱心なバリーとジュディは、毎年収穫期が反対のフランスへ赴き、醸造の手伝いを行ってきました。この経験が、彼らのワイン造りに大いに役立っています。設立当初はヴィンテージごとに醸造担当者が変わっていたものの、ブドウ栽培学者リチャード・スマートのアドバイスのおかげで、毎年安定した品質のワインを生産することができました。

現在、ワイナリーはバリーとジュディ、そして息子のハンター、娘のエリザベスが運営しています。彼らは冷涼気候の特性を活かし、香り豊かでエレガントなワインを造り続けています。特に白ワインは、2～3年の瓶熟成を経ると、力強くエレガントな味わいを発揮します。

フランクランド・エステートはリースリングの生産に特に力を入れており、インターナショナル・リースリング・テイスティングを主催するほか、リースリングの啓蒙活動にも貢献しています。デキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズでは、アルザスのロマネ・コンティと評される辛口リースリングの最高峰、トリンバック・クロ・サンテューヌと同じ95点を獲得しました。

また、フランクランド・エステートのワインは全日空ビジネスクラスの機内にもオンリストされており、その品質が高く評価されています。

このように、フランクランド・エステートは高品質なワインを提供し続け、世界中でその評価を確立しています。

環境へ配慮した栽培と卓越した醸造から生み出される極上のリースリング

フランクランド エステートは、リースリングの名門ワイナリーであり、環境に配慮したオーガニック農法を採用しています。有機認証を取得しており、100％自社畑で育てたブドウを使用しています。1988年および2006年に植え付けられた2つの異なるクローンを使用し、垂直新梢仕立て（VSP）という方法でブドウを育てています。この方法により、ブドウは理想的な環境で成長し、最高の品質を保ちます。

収穫は、完熟したブドウを丁寧に手摘みで行います。収穫後すぐに除梗し、圧搾することで、ブドウの鮮度と風味を最大限に保ちます。

収穫されたブドウは、一晩静置して澱を沈殿させます。その後、澱引きした果汁を14℃以下の低温で培養酵母を使用して、4週間かけてゆっくりと発酵させます。この低温発酵により、リースリング特有の繊細なアロマと風味が引き出されます。

発酵後のワインは、ステンレスタンク内で最低3ヶ月間、澱とともに熟成されます。このシュール・リー熟成により、ワインに複雑な風味と滑らかな口当たりが加わります。さらに、フランクランド エステートでは、ワインの酸化や腐敗を防ぐために低硫黄の体制を取っています。スクリューキャップを採用することで、ワインの品質を長期間にわたり安定して保つことができます。

フランクランド エステートのリースリングは、環境に配慮した栽培方法、丁寧な収穫、そして卓越した醸造技術によって生み出される、リッチで複雑な味わいが特徴の極上のワインです。このこだわりが、フランクランド エステートのワインを特別なものにしています。

【生産地】西オーストラリア州

西オーストラリア州は、オーストラリア大陸の西部に位置し、主要なワイン生産地域が南西部に集中しています。特に有名なのは、マーガレットリバー、グレートサザン、スワンバレーなどです。これらの地域はインド洋に面しており、海からの影響を強く受けています。

西オーストラリアのワイン産地は地中海性気候が特徴で、夏は乾燥して暑く、冬は温暖で湿潤です。インド洋からの海風が涼しさをもたらし、昼夜の気温差が大きくなるため、ブドウに良好な酸味をもたらします。昼間の温暖な気温は糖分を生成し、ブドウの甘みを増します。そして、夜間の涼しい気温が酸の消費を抑え、酸味を保持します。

このような気候条件により、西オーストラリア州のワイン産地は、豊かな風味とバランスの取れた酸味を持つ高品質なブドウを育てることができます。フランクランド エステート リースリングも、この理想的な環境で育まれたブドウから作られています。

グレート・サザン

フランクランド エステート リースリングの生産地であるグレート・サザン地域は、西オーストラリア州の南東部に位置し、インド洋に面しています。この地域はオーストラリア最大のワイン生産地域の一つで、約150キロメートルの広がりを持っています。

グレート・サザンは冷涼な地中海性気候が特徴です。夏は温暖で乾燥し、冬は涼しく湿潤です。インド洋からの海風が気候を和らげ、昼夜の気温差を大きくすることで、ブドウの酸味を保つのに役立ちます。さらに、雨量が適度であり、灌漑の必要性が比較的少ないのも特徴です。

この地域の土壌は非常に多様で、ワインに多彩な風味をもたらします。代表的な土壌には、ミネラルが豊富で水はけの良い花崗岩、古い岩盤からなる片麻岩、軽くて水はけが良く根が酸素を取り入れやすい砂岩などがあります。特に「コーヒー・ロック」と呼ばれる砂利質土壌が斜面に広がり、粘土層が覆っています。この土壌はオーストラリア特有で、見た目がコーヒーのような色をしており、多孔質で水はけが良いのが特徴です。これにより、ブドウの根が過剰な水分に浸ることなく、健全な成長を促します。

グレート・サザンは西オーストラリアで最も冷涼で孤立したブドウ栽培地域です。フランクランド川に沿って形成された「谷」に位置しており、その地形が特有の微気候を生み出します。冬と春には、谷が冷えた陸の空気を吸い込み、その冷気を南極海へ逃がすため、霜による被害を減らします。夏には、南の海の涼しく湿った空気が谷間に流れ込み、北の内陸へと流れるため、午後になると谷の気温が下がり、ブドウはゆっくりと時間をかけて育ちます。この冷涼な気候条件により、ブドウは凝縮感ある素晴らしい果実味を持つようになります。

また、グレート・サザンの土壌は鉄分や他のミネラルが豊富で、これらがブドウに吸収されることで、ワインに独特の風味と複雑さを与えます。フランクランド エステート リースリングは、この特有の土壌と気候条件がもたらす卓越した品質を誇ります。