ルーウィン エステート シブリングス シラーズ商品画像

ルーウィン・エステート シブリングス シラーズLeeuwin Estate Siblings Shiraz

ロバート・モンダヴィが指導した、オーストラリアを代表するプレミアムワイナリーが造る高品質でリーズナブルなワイン。手摘みによる果実本来の味わいと、マーガレット・リヴァーのテロワールが見事に再現されたシラーズ。

3,850円(税抜 3,500円)
2021年 750ml カートに入れる

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3,850(税抜 3,500円)

2021年 750ml
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商品について

タイプ 赤ワイン
飲み口 辛口
ブドウ品種
シラーズ 100%(2020、2018)
※ヴィンテージによってブドウ品種の割合は異なります。
原産国・地域
オーストラリア/西オーストラリア州/マーガレット・リヴァー
生産者 ルーウィン・エステート(Leeuwin Estate)
格付け G.I. Margaret River

ルーウィン・エステートは、かつて家族の週末の休息場だった場所が、「カリフォルニアワインの父」ロバート・モンダヴィ氏の指導のもと、世界品質のワイン畑に生まれ変わりました。今ではオーストラリアを代表するプレミアムワイナリーとして知られています。

このシブリングス シラーズは、ルーウィン・エステートのリーズナブルなラインながらも、手摘みによるブドウ本来のフレッシュな味わいを楽しむことができます。シラーズ特有のダークチェリーやスミレ、そして胡椒のスパイシーな風味が美しく調和し、マーガレット・リヴァーのテロワールが生み出すミネラル感が全体を引き締めています。

テイスティングノート

ルーウィン エステート シブリングス シラーズ ソムリエ佐々木 テイスティングノート

シラーズ由来のダークチェリー、スミレ、そして胡椒のスパイシーな香りが漂います。これらのフルーツの豊かなアロマがスパイスと絶妙に調和し、魅力的な香りを作り出しています。

口に含むと、マーガレット・リヴァーのテロワールが生み出すミネラル感が感じられます。手摘みで収穫されたブドウの本来の風味がしっかりと表れ、マロラクティック発酵によって生まれる丸くなめらかな味わいが広がります。

このシラーズは、果実味とスパイスのバランスが絶妙で、豊かな味わいが楽しめるワインです。

【生産者】ルーウィン・エステート

生産者 ルーウィン・エステート

ルーウィン・エステートは1973年にデニス & トリシア・ホーガン夫妻によって設立された、オーストラリアを代表するプレミアム・ワイナリーです。1970年初頭、デニス・ホーガンはカリフォルニアワインの巨匠ロバート・モンダヴィの訪問により、家族の牧草地が世界的なワインを生み出すポテンシャルを持つ土地であることを発見しました。これを契機に、ホーガンは自力で土地を開墾し、ブドウを植えることを決断しました。

モンダヴィの指導のもと、1974年からシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、ピノ・ノワールの植付けを開始しました。1978年にはボブ・カートライトが初代ワインメーカーに就任し、その年に初めてルーウィン・エステートのワインが誕生しました。カートライトは2005年に引退するまで、28年間にわたりルーウィン・ワインの基盤を築き上げました。現在のワインメーカー、ポール・アトウッドは1997年からルーウィン・エステートで働き始め、カートライトの引退後、チーフ・ワインメーカーとしてルーウィン・エステートの名声を確固たるものにしています。

デニスとトリシアの引退後、長女のシモーヌと弟のジャスティンが共同最高経営者としてワイナリーを引き継ぎました。彼らは経験豊かな醸造チームと共に、ルーウィン・エステートのワインを世界30カ国に輸出しています。

ルーウィン・エステートは、ワインを「アート」と捉え、アートのあるライフスタイルを追求しています。ワイナリーに併設されたハイグレードのレストラン、国内の新鋭画家の作品を展示したアート・ギャラリー、そしてワイナリーの野外ステージで開催されるルーウィン・コンサートなど、精力的にワインと共にあるアートシーンを企画し、国内外からのビジターを積極的に誘致しています。

デニス・ホーガンはオーストラリア政府より「センテナリー・メダル」を授与され、またトリシアと共に2001年に西オーストラリア州の観光サービスに尽力した功績を称える「ジ・オーダー・オーストラリア」のメンバーとなりました。さらに、マーガレット・リヴァーは2012年にフォーブス誌が選ぶ世界のワイン観光地トップ10に選ばれています。

ルーウィン・エステートのアートシリーズは、クオリティを追求し、最高のレベルに達したワインに向けられるトップレンジ・シリーズです。リースリングを除き、毎年オーストラリア気鋭の若手アーティストから購入したオリジナルの絵がラベルに使用されます。1978年の初リリースから間もない1980アートシリーズ・シャルドネは、1982年に英Decanter誌で「世界最高峰のシャルドネ」として取り上げられ、一躍世界の注目を集めました。

評論家ジェイムズ・ハリデーがアートシリーズ・シャルドネを「もっとも優れたオーストラリアのシャルドネの例」と評し、オーストラリアワインの格付け会社ラングストンは同ワインを「エクセプショナル」と最高ランクに格付けしています。また、オーストラリア・ソムリエ・マガジンは、アートシリーズ・シャルドネの主な供給元である「ブロック20」を「オーストラリアのトップ25の畑」として紹介しています。

姉妹シリーズである「プレリュード」と「シブリングス」は、リーズナブルな価格で早くからバランスよく楽しめるワインです。

深い味わいと滑らかな口当たりへとつながる細部へのこだわり

ルーウィン・エステートは、無灌漑畑で栽培されたブドウを使用し、自然の力を最大限に活かした農法でワインを生産しています。この農法により、ブドウは土壌の深部から水分と栄養分を吸収し、豊かな風味とミネラル感を持つブドウに成長します。

収穫は手摘みで行われ、ブドウの品質を最大限に保ちます。この手法により、収穫時のダメージを最小限に抑え、ブドウの本来の風味や特徴がそのままワインに反映されます。

醸造は、開口式発酵槽で行われ、低温で浸漬することで、ブドウのフレッシュな香りと繊細な風味を引き出します。発酵は閉鎖式と開放式の発酵槽で行われ、パンチダウンとポンプ循環を組み合わせて発酵を促進。これにより、ワインの味わいが丸く、なめらかになります。

発酵後、ワインはフレンチオーク樽に移され、マロラクティック発酵(MLF)を行います。このプロセスにより、ワインの酸味が穏やかになり、クリーミーな質感が加わります。熟成はフレンチオーク樽で行われ、新樽20%と1-2年使用の樽80%を使用して14ヶ月間かけて行われます。6ヶ月間の熟成後にブレンドし、さらに8ヶ月間樽で熟成させることで、複雑でバランスの取れた風味を持つワインが完成します。

さらに、ルーウィン・エステートでは卵白を使った清澄作業を行っています。これにより、特に赤ワインの渋みが和らぎ、口当たりが良くなります。このような細部へのこだわりが、ルーウィン・エステートのシブリングス シラーズの深い味わいと滑らかな口当たりを実現しています。

【生産地】西オーストラリア州

生産地 マーガレット・リヴァー

ルーウィン・エステートが位置する西オーストラリア州(Western Australia, WA)は、オーストラリアの西部に広がる広大な州で、州都はパースです。この州はインド洋に面しており、多様な地理的特徴と気候を持つことで知られています。

特に南部は、世界的に有名なワイン生産地域であり、マーガレット・リバー(Margaret River)、スワン・バレー(Swan Valley)、グレート・サザン(Great Southern)などの地域がその代表です。これらの地域は、高品質なワインを生産する理想的な条件を備えています。

西オーストラリア州の気候は地域によって大きく異なりますが、南西部は地中海性気候で、温暖な冬と乾燥した夏が特徴です。この気候は、ブドウの栽培にとって非常に適しており、特にワインの風味や品質に大きな影響を与えます。

一方、北部や内陸部は熱帯性気候や砂漠気候で、高温で乾燥した環境です。年間降水量は地域によりますが、南西部では主に冬に集中します。この降水パターンも、ブドウ栽培において重要な役割を果たし、ブドウの生育に必要な水分を提供します。

マーガレット・リバーは特に注目される地域で、冷涼な海風と長い日照時間が、ブドウに豊かなフレーバーと酸味をもたらします。こうした気候条件は、シラーズを含む多様なワインの生産に理想的です。

ルーウィン・エステートは、このような恵まれた環境の中で、ブドウの持つポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しています。西オーストラリア州の多様なテロワールと理想的な気候条件に支えられ、シブリングス シラーズは豊かな味わいとバランスの取れたワインとして、多くのワイン愛好家に親しまれています。

マーガレット・リヴァー

マーガレット・リヴァー(Margaret River)は、西オーストラリア州の南西部に位置し、パースから南へ約270キロメートルの距離にあります。この地域はインド洋に面し、豊かな自然環境に恵まれています。西はインド洋、東はリーウィン=ナチュラリステ国家公園に囲まれており、美しい風景が広がるエリアです。

マーガレット・リヴァーの天候は地中海性気候で、温暖な冬と乾燥した夏が特徴です。冷涼な海洋性気候の影響を受け、年間を通じて比較的穏やかな気温が続きます。夏の平均気温は約26℃、冬の平均気温は約14℃です。年間降水量は約1,100ミリメートルで、主に冬季に降ります。この気候条件は、ブドウの成熟に理想的な環境を提供します。

マーガレット・リヴァーの土壌は多様で、主に砂利質のローム層や砂混じりの粘土質が見られます。これらの土壌は排水性が良く、ブドウの根が深く張ることができるため、栄養を豊富に吸収し、品質の高いブドウが育ちます。

特にこの地域の土壌には鉄分やミネラルが豊富で、ワインに独特の風味を与えます。鉄分はブドウの光合成を助け、ミネラルがブドウの風味の多様性と複雑性を生み出すため、マーガレット・リヴァーで栽培されたブドウから作られるワインは、豊かな味わいと深みを持つのが特徴です。

このような理想的な気候と土壌の条件が整ったマーガレット・リヴァーは、ルーウィン・エステートのシブリングス シラーズにとって、最高のブドウを育てるための場所となっています。

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