商品について

「ピカーディ ピノ ノワール」は、フランスの伝統的なワイン造りを学んだビル＆サンドラパネル夫妻が、オーストラリアで理想のワインを求めて造り出したピノ・ノワールです。

このワインの魅力は、ラズベリーなどの赤系果実やハーブの香りと樽由来のスパイスの風味による奥深いアロマと繊細ながらも力強い果実味。

まるでワインの名産地ブルゴーニュで作られたピノ・ノワールのような、エレガンスで上品な味わいが特徴です。

タイプ	赤ワイン
飲み口	辛口
ブドウ品種	ピノ・ノワール　100%
原産国・地域	オーストラリア/西オーストラリア州/ペンバートン
生産者	ピカーディ（Picardy）

テイスティングノート

香りは、まずチェリーやラズベリーなどの果実に加え、樽由来のトースト香、バニラのアロマが広がります。 さらに、そこへほのかなスパイスとスミレの華やかな香りも感じる、複雑で奥行きのある上質なものとなっています。 口に含むと、バランスの取れた酸味とエレガンスなアロマが口いっぱいに広がった後、樽由来のまろやかなタンニンによる深みと複雑性が加わります。 全体的にきめ細かく、繊細でありながらも力強さも感じられる極上の味わいです。

【生産者】ピカーディ

ピカーディは、ビル・サンドラ夫妻を中心とする家族経営のプレミアムワイナリー。

ワイナリー「モスウッド」を創立し、今まで未開の地であったオーストラリアのマーガレットリヴァーにワイン産業の道を切り開いたパイオニア的存在として知られています。

ビル・サンドラ夫妻は自分たちの理想のワインを造るため、1969年にモスウッドを譲り渡した後、ワインの本場ブルゴーニュへ渡りました。
そこで伝統的なブドウの栽培法や醸造法など様々な知識を身に付け、1993年にはオーストリアへ戻り、大学で醸造学修士課程を修了した息子ダンと共にワイナリー「ピカーディ」を設立。

ブルゴーニュで学んだ伝統的な製法と知識を活かしつつ、オーストラリアの豊かな自然環境を最大限に活かしたプレミアムワインを生産することに成功しています。

【生産地】ペンバートン

ピカーディのあるペンバートンは、西オーストラリア州南部に位置する土地で、特にシャルドネとピノ・ノワールの生産に適した地として知られています。

この地域の特徴は、ワインの名産地であるフランスのブルゴーニュにも似た冷涼な気候。 夜間帯など涼しい気温があることで、過熟することなくフレッシュな赤系果実の香りと果実味を保ったブドウを栽培できます。
また、昼間は十分な日照時間があるため、糖度の高い成熟したブドウに育ちやすいといったメリットもあります。

さらに、ベンバートンの土壌はカルシウムが豊富なローム土壌であり、排水性が良いという特徴も。
そのため、ブドウの根は水分を求めて地中深くに伸びるようになり、ほどよくストレスを受けることから、濃縮された果実味と深い風味を持つようになります。

ピカーディは、このブドウ造りに理想的な環境である土壌を最大限に活かすことで、バランスの取れた酸味とエレガントなアロマを兼ね備える、高品質なピノ・ノワールを生産しています。