グレイワッキ

ニュージーランド マールボロ

グレイワッキは、ニュージーランドのマールボロ地域を代表するワイナリーとして、世界中のワイン愛好家の注目を集めています。
創設者であるケヴィン・ジュッド氏は、ニュージーランドを代表するソーヴィニヨン・ブランの生産者クラウディ・ベイで約25年間チーフワインメーカーを務め、2009年にこのワイナリーを立ち上げました。設立以来、グレイワッキのワインは様々なワイン評価誌で称賛されており、特にソーヴィニヨン・ブランの評価は傑出しています。
中でも特筆すべきは、2022年ヴィンテージのソーヴィニヨン・ブランが、権威あるワイン・スペクテーター誌の年間ランキングでトップ10入りを果たしたことです。これはニュージーランドワインとして初の快挙であり、グレイワッキのワインが世界最高峰のワインの一つであることを証明しています。
グレイワッキのワインは、ニュージーランドワインの新たな頂点を象徴する存在として、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。

クラウディ・ベイで約25年間チーフワインメーカーを務めたケヴィン・ジュッド氏が、満を持して2009年に立ち上げたワイナリー

グレイワッキは、ニュージーランドの名門クラウディ・ベイで約25年間チーフワインメーカーを務めたケヴィン・ジュッド氏が2009年に設立したワイナリーです。 自社畑と契約畑は、日照に恵まれた海洋性気候の理想的な環境にあり、自然環境を大切にしながら、持続可能な農法でブドウの栽培が行われています。 そのような環境のもと生み出されたグレイワッキのワインは高品質で知られ、特にソーヴィニヨン・ブランは数々のワイン評価誌でも称賛を浴び続けています。

名門クラウディ・ベイから独立したワイナリー、グレイワッキの挑戦と成功

グレイワッキは、クラウディ・ベイで長年チーフワインメーカーとして活躍したケヴィン・ジャッド氏が2009年に立ち上げたワイナリーです。ワイナリー名は、ジャッド氏が初めて取得したブドウ畑に多く含まれていた砂岩(グレイワッキ)に由来します。ジャッド氏は、将来ニュージーランドを代表するブランドを持ちたいとの願いを込めて1993年にこの名称を登録し、2009年にこの名を冠するワイナリーを立ち上げました。

イギリス生まれオーストラリア育ちのジャッド氏は、アデレードにあるローズワーシー大学の醸造学部を卒業後、1983年からニュージーランドでワイン造りを開始しました。クラウディ・ベイでの約25年にわたるキャリアの中で、彼はニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランの品質を世界に知らしめる重要な役割を果たしました。

グレイワッキでは、クラウディ・ベイの伝統を引き継ぎつつも、独自のアプローチで高品質なワインを生産しています。そのワインは、様々なワイン評価誌で高く称賛されており、特にソーヴィニヨン・ブランの評価は際立っています。例えば、2022年ヴィンテージのソーヴィニヨン・ブランはワイン・スペクテーター誌から、ニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランとして歴代最高得点となる95点を獲得しています。

ジャッド氏はワイン造りだけでなくプロのカメラマンとしてもその才能を発揮し、マールボロのブドウ畑をテーマにした写真集などが高い評価を受けています。

看板商品のソーヴィニヨン・ブランが世界のワイン評価誌で軒並み高評価を獲得

グレイワッキのワインは、世界的に影響力の高い多くのワイン評価誌で高く評価されています。
中でも2022年ヴィンテージのソーヴィニヨン・ブランは、権威あるワイン・スペクテーター誌からニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランとして歴代最高得点の95点を獲得し、さらに同誌の年間トップ100ワインでニュージーランドワインとして初のトップ10入りを果たすという快挙を成し遂げました。また、世界的に最も影響力のあるワイン評論家の2人、ヒュー・ジョンソンとジャンシス・ロビンソンの「世界のワイン図鑑」第7版でも、マールボロを代表する銘柄として紹介されています。「世界のワイン図鑑」は世界のワイン愛好家や専門家にとってのバイブル的な存在として広く知られている書籍です。
このように、グレイワッキのソーヴィニヨン・ブランは、名だたるワイン評価誌から軒並み高評価を獲得しています。

持続可能な農法と卓越した品質を追求したブドウ栽培

グレイワッキでは、自然環境を尊重した持続可能な農法を採用し、特に土壌の健康と水資源の持続可能な利用に注力しています。ブドウは砂岩(グレイワッキ)が多く含まれるラパウラやレンウィックなどの形成されたばかりの沖積土壌で栽培されており、それがワイナリーの名前の由来にもなっています。

また、グレイワッキのワイラウ・ヴァレーの自社畑および契約畑は、日照に恵まれた海洋性気候で、ブドウが成熟する夏から秋にかけて穏やかな気候が続きます。この気候はブドウにとって理想的で、ブドウは酸やアロマティックな風味を保ちながらゆっくりと完熟するため、品質の高いワインを生産するのに非常に適しています。

栽培においては、キャノピーマネジメント(樹冠管理:葉の剪定や房の間引きなどによりブドウの生育環境を最適化する管理手法)と収量制限を厳格に行い、ブドウの品質を細部まで丁寧に管理しています。ジュッド氏は特に収穫のタイミングにこだわりがあり、以前勤めていたクラウディ・ベイよりもやや遅めに収穫を行うことで、ブドウのフレッシュさと奥行きのある味わいを兼ね備えたワインを追求しています。

このようにこだわりのあるブドウ栽培が、グレイワッキのワインに独特の風味と深みをもたらし、その高い品質を支えています。その結果、設立からわずか十数年で世界的な評価を獲得し、マールボロ地域を代表するワイナリーの一つとして確固たる地位を築いています。

ブドウの風味とテロワールを最大限に引き出す、グレイワッキの醸造哲学

グレイワッキでは、ブドウの自然な風味とマールボロのテロワール(地理的特性)を最大限に引き出すことを目指して醸造が行われています。
発酵には野生酵母を使用しており、野生酵母による発酵は培養酵母に比べてゆっくりと進行することから、ブドウが持つ風味がより多く引き出されます。また、野生酵母は多様な種類の酵母が含まれるため、ワインにより複雑な香りと味わいが生まれます。ソーヴィニヨン・ブランは、ステンレスタンクとフレンチオーク樽で発酵させることで、果汁のフレッシュさと樽発酵から生まれる複雑さを兼ね備えたワインに仕上げています。
発酵後はシュールリー(澱の上での熟成)で長期間熟成され、澱に含まれる旨味や深い味わいを引き出しています。

商品一覧

1

並び順