近年、世界各国のワインを気軽に購入できるようになり、自宅やレストランでより気軽にワインを楽しめる機会が増えたことで、ワインに興味を持つ人が一段と増えています。
「ワインについてもっと学びたい」「ワインのラベルを読み解き、自分にあったワインや新たな発見をしたい」と考えたことはありませんか?
本記事では、初心者向けのワイン検定から、プロフェッショナル向けの国際資格まで幅広くご紹介します。自分に合った資格や検定にぜひ探してみてください。
【ワイン資格一覧】
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資格名 | 難易度 | 対象 | 学習期間 *1 | 受験/認定料 | 内容 |
![]() ワイン検定ブロンズ(J.S.A.) | 初心者 | 趣味向け | 1日 *2 | 約11,000円 | ワインの基礎知識を網羅する初心者向け資格 |
![]() ワイン検定シルバー(J.S.A.) | 初心者 | 趣味向け | 1日 *2 | 約15,000円 | 好みのワインを選べる知識を習得する資格 |
![]() WSET LEVEL2 | 初心者 | 国際的な資格 趣味向け | 2~3ヶ月 | 約100,000円 | イギリス発祥の国際的なワイン資格 |
![]() ドイツワインケナー | 初心者 | 趣味向け | 6ヶ月~1年 | 約40,000円 | ドイツワイン専門知識を深める資格 |
![]() ソムリエ・ワインエキスパート(J.S.A.) | 中級者 | 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約40,000円 | 筆記とテイスティングでワインの総合力を評価 |
![]() WEST LEVEL3 | 中級者 | 国際的な資格 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約200,000円 | 環境や品種の違いによる本質を理解する資格 |
![]() CSW | 中級者 | 国際的な資格 | 3~6ヶ月 | 約8~12万円 | 国市場で評価されるワインの専門知識資格 |
![]() シェリー・アンバサダー資格称号 | 中級者 | 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約20,000円 | シェリー酒の専門知識とサービス資格 |
![]() ソムリエ/ワインエキスパート・エクセレンス(J.S.A.) | プロ向け | 仕事向け | 1年以上 | 約40,000円 | ソムリエ・ワイネキスパートの上級資格 |
![]() International A.S.I. Sommelier Diploma | プロ向け | 国際的な資格 | 1年以上 | 約40,000円 | 外国語試験の国際的なソムリエ資格 |
【ペアリングに役立つ資格】
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資格名 | 難易度 | 対象 | 学習期間 | 受験/認定料 | 内容 |
![]() チーズ検定 | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 11,000円 | チーズの魅力と種類を学ぶ |
![]() ドライフルーツ&ナッツマイスター検定 | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 21,000円 | ドライフルーツとナッツの専門知識を学ぶ資格 |
![]() チョコレート検定(初級) | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 約7,000円 | チョコレートの製法や知識を学ぶ資格 |

この記事の監修ソムリエ
佐々木 健太
ホームワインアカデミープロデューサー
年間受講者数日本一を誇るワインスクール講師。21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。現在はワイン初心者でもワインを楽しめるよう小瓶ワインのサブスク「Homewine(ホームワイン)」を初め、会員3,000人を誇る。
ワイン資格を取得するメリットとは?

ワインの資格といえば、日本ソムリエ協会(J.S.A.)認定のソムリエが最も有名ですが、それ以外にも多くの資格が存在します。資格には、大きく分けて以下のような種類があります。
- 趣味向け:ワインをより深く楽しむための資格
- 仕事向け:飲食業界や酒類販売に活かせる資格
- 国際的な資格:海外でも通用するワイン資格
資格を取得することで得られるメリットはさまざまです。
ここでは、ワイン資格を取得することで得られる具体的なメリットを詳しく解説します。
ワインに関する深い知識を得られる
ワインの資格試験を受けることで、体系的な知識を身につけることができます。
- ワインの歴史、産地、品種、醸造方法
- テイスティング技術やワインの評価方法
- ワインと料理のペアリングの理論
資格取得を目指す過程で学ぶ内容は、ワインを趣味として楽しむ上でも役立ちます。
また、より上位の資格(例:ソムリエ・エクセレンス など)に挑戦することで、ワインの世界がさらに広がります。
飲食業界でのキャリアアップにつながる
ワイン資格は、飲食業界や酒類業界でのキャリアにおいて有利に働くことが多いです。
- レストランやワインバーでの活躍(ワインリストの作成、ペアリング提案など)
- ワインインポーターや酒類販売の仕事(ワインの知識を活かした営業・マーケティング)
- ワインスクール講師やコンサルタント(独立・副業としての道)
特に、国際的な資格を持っていると、海外のワイナリーやインポーターとの仕事のチャンスも増えます。
ワイン仲間が増える
資格取得の過程では、多くのワイン好きの方々と交流する機会があります。一緒に試験合格を目指すライバルになる方や好きなワインを語り合う仲間など、今後のワインライフを楽しむときの助けになる方に多く出会えます。
- ワインスクールや勉強会での出会い
- 試験仲間との情報交換やテイスティング会
- ワインイベントや試飲会でのネットワーク拡大
ワインは「共通言語」とも言われ、世代や国籍を超えてつながることができるのも魅力の一つです。
自分のワインの楽しみ方が広がる
資格取得を通じて得た知識は、日常のワインライフにも大きな影響を与えます。
- ワイン選びの幅が広がる
- テイスティング力が向上する
- 旅行やワイナリー訪問が充実する
このように、ワイン資格には知識やスキルを深めることができるだけでなく、キャリアやネットワークの広がりにも大きな影響を与えます。
では次に、どの資格を選ぶかや、それぞれの難易度について詳しく見ていきましょう。
ワイン資格と検定10選!レベル別に難易度や取得費用を徹底解説
ワインを単なる趣味として楽しむ方もいれば、仕事で専門知識を求められる方もいるでしょう。どちらの場合でも、自分の目的や現状に合った資格や検定を選ぶことが重要です。
ここでは、初心者向け・中級者向け・プロ向けの3つのレベルに分けて、代表的な資格を紹介します。資格内容や難易度、取得費用を見ながら、どの資格や検定を受けるかの参考にしてくださいね!
【ワイン資格一覧】
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資格名 | 難易度 | 対象 | 学習期間 *1 | 受験/認定料 | 内容 |
![]() ワイン検定ブロンズ(J.S.A.) | 初心者 | 趣味向け | 1日 *2 | 約11,000円 | ワインの基礎知識を網羅する初心者向け資格 |
![]() ワイン検定シルバー(J.S.A.) | 初心者 | 趣味向け | 1日 *2 | 約15,000円 | 好みのワインを選べる知識を習得する資格 |
![]() WSET LEVEL2 | 初心者 | 国際的な資格 趣味向け | 2~3ヶ月 | 約100,000円 | イギリス発祥の国際的なワイン資格 |
![]() ドイツワインケナー | 初心者 | 趣味向け | 6ヶ月~1年 | 約40,000円 | ドイツワイン専門知識を深める資格 |
![]() ソムリエ・ワインエキスパート(J.S.A.) | 中級者 | 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約40,000円 | 筆記とテイスティングでワインの総合力を評価 |
![]() WEST LEVEL3 | 中級者 | 国際的な資格 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約200,000円 | 環境や品種の違いによる本質を理解する資格 |
![]() CSW | 中級者 | 国際的な資格 | 3~6ヶ月 | 約8~12万円 | 国市場で評価されるワインの専門知識資格 |
![]() シェリー・アンバサダー資格称号 | 中級者 | 仕事向け | 6ヶ月~1年 | 約20,000円 | シェリー酒の専門知識とサービス資格 |
![]() ソムリエ/ワインエキスパート・エクセレンス(J.S.A.) | プロ向け | 仕事向け | 1年以上 | 約40,000円 | ソムリエ・ワイネキスパートの上級資格 |
![]() International A.S.I. Sommelier Diploma | プロ向け | 国際的な資格 | 1年以上 | 約40,000円 | 外国語試験の国際的なソムリエ資格 |
【ペアリングに役立つ資格】
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資格名 | 難易度 | 対象 | 学習期間 | 受験/認定料 | 内容 |
![]() チーズ検定 | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 11,000円 | チーズの魅力と種類を学ぶ |
![]() ドライフルーツ&ナッツマイスター検定 | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 21,000円 | ドライフルーツとナッツの専門知識を学ぶ資格 |
![]() チョコレート検定(初級) | 初心者 | 趣味向け | 1日 * | 約7,000円 | チョコレートの製法や知識を学ぶ資格 |
【初心者向け】気軽に学べるワイン検定
ワインに興味を持ち始めた方や、基礎知識を体系的に学びたい方におすすめの資格を紹介します。
短期間で学べるものが多く、ワインの楽しみ方が広がる第一歩となります。
ワイン検定ブロンズ(J.S.A.)
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ワイン検定ブロンズは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)が主催する初心者向けのワイン資格です。
日本ソムリエ教会に講師登録をしたワインエキスパートの方からワインの基礎知識を効率的に学ぶことができます。主要産地・品種・醸造方法・テイスティングの基本などを総合的に学習します。
試験は講座の最後に行われるため、1日で受講・試験・認定が完了する点が魅力です。
「ワインを楽しむための基礎知識を学びたい」「ワイン初心者向けの資格を取りたい」と考えている方に最適な資格です。
- 初心者でも安心して学べる
- 1日で資格取得が可能
- ワイン選びに役立つ知識が得られる
- 受講者同士の交流の機会がある
ワイン検定シルバー(J.S.A.)
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ワイン検定シルバーは、ワイン検定ブロンズの上位資格で、より深いワインの知識を得ることができます。ワインの歴史・醸造プロセス・産地ごとの特徴・ワインと料理のペアリングについて、より詳しく学びます。
ブロンズクラスに比べ、各産地や品種の詳細な特徴を掘り下げるため、ワイン愛好家やワインに関する仕事を目指す方におすすめです。
ブロンズと同様に、1日で講義と試験が完了する点もメリットです。
- ワインの知識をより深く学べる
- ペアリングの基礎が身につく
- 1日で資格取得が可能
- 上位資格へのステップアップに最適
こちらに合格した方は、ぜひ同じ日本ソムリエ協会が認定するソムリエ同等資格ワインエキスパートを目指してみましょう。
WSET(Wine & Spirit Education Trust)認定資格「 Level2」

WSET Level2は、世界的に認められたワイン教育機関が提供する国際資格です。
この資格は、ワインの基礎知識を深め、国際的な視点でワインを理解することを目的としています。産地の気候・土壌・栽培・醸造・熟成方法を学び、ワインのスタイルを体系的に理解します。
修了後には、ワインのラベルを読み解き、ワインリストの理解がスムーズになります。また、ワイン業界でのキャリアを目指す人にとっても、有利な資格です。
- 初心者でも挑戦しやすい国際資格
- ワインのラベルを読み解けるようになる
- テイスティングスキルが向上する
- グローバルなワイン知識が身につく
日本ドイツワイン協会連合会認定資格「ドイツワインケナー」

「ドイツワインケナー」は、ドイツワインの歴史、分類、特徴を徹底的に学べる資格です。
生産地ごとの違いや熟成方法など、専門的な知識を身につけることで、ワイン業界での専門性を高め、信頼を得ることが可能になります。
ドイツワイン好きの方はぜひ挑戦してみてください。
- ドイツワインの専門知識が得られる
- ワイン業界での専門性を高められる
- 歴史ある生産地ごとの特徴を学べる
【ドイツワイン上級ケナーについて】
さらに知識を深めたい方には、上級資格である「ドイツワイン上級ケナー」も用意されています。
より高度な専門知識やテイスティング技術を学ぶことで、ドイツワインの奥深さをより深く理解し実践に生かすことができます。
ワイン業界でのさらなるスキルアップを目指す方におすすめの資格です。
【中級者向け】ワインの専門知識を深める資格
ワインの専門知識を深め、業界内での信頼性を高めたい方におすすめの資格を紹介します。
より高度な知識と実践的なスキルを求められるため、ワイン業界でのキャリアアップにもつながります。
ソムリエ・ワインエキスパート(J.S.A.)
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日本ソムリエ協会が認定するソムリエ・ワインエキスパート資格は、筆記試験とテイスティング試験を突破する必要があり、業界内での信頼性が高い資格です。
実務で即戦力となる知識を証明できるため、キャリアアップを目指す中級者にとって非常に有用です。
(ソムリエはさらに論述とサービス実技試験があります。)
- 専門知識が深まり、ワイン業界での信頼度が高い
- ソムリエバッジを身に付けることで売り上げアップが期待できる
- キャリアアップにつながる
WSET(Wine & Spirit Education Trust)認定資格「 Level3」

WSETは世界70カ国で年間約110,000人が認定試験を受験する国際的な資格です。
ワインの世界を深く掘り下げることを目指し、ブドウの栽培とワインの醸造について詳細に学びます。
半年間の講座とテストを経て、ワインを正確に評価し、スタイルおよび品質について自信を持って説明できるようになります。
- ワイン業界の認知度が高い
- ワインのスタイルや品質に与える影響をよりできるようになる
- ソムリエ・ワインエキスパート取得者の次の目標と人気が高い
【WSET DIPLOMA(Level4)について】
Level3合格後は、難関資格であるWSET DIPLOMA(Level4)に挑戦可能です。2023年4月現在、世界で11,000人、日本では119名が取得しています。
- 受験料:約100万円
- 試験数:6つ
- 必要学習時間:最低2年間
CSW(Certified Specialist of Wine)

CSW資格は、アメリカを中心に評価される専門的なワイン知識を証明する資格です。
テイスティング試験はなく、知識のみが問われるため、難易度はソムリエ・ワインエキスパートと同程度と言えます。
試験問題はすべて英語であり、英語での接待が多い方や海外でワイン事業を行う方には特に有益です。
- アメリカ市場での評価が高い
- ワイン業界でのキャリアに有利
- 専門知識を体系的に学べる
シェリー委員会認定資格「ベネシアンドール公式資格称号、シェリー・アンバサダー資格称号」

シェリー委員会認定の『ベネシアンドール公式資格称号/シェリー・アンバサダー資格称号』は、筆記・テイスティング・実技を通じて厳格に評価される資格です。
シェリーの専門知識と技術を証明し、普及活動に貢献することでプロフェッショナルとしての信頼を高めることができます。
- シェリーに特化した専門知識と技術を証明できる
- プロとしての信頼性を向上させる
- シェリー文化の普及活動に貢献できる
【プロ向け】ワイン業界で活躍するための高度資格
ワイン業界で活躍し、高度な専門知識を活かしたい方におすすめの資格を紹介します。
サービススキルやワインの深い知識が求められ、業界内での信頼性を高めるものになります。
ソムリエ・エクセレンス、ワインエキスパート・エクセレンス(J.S.A.)
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「ソムリエ・エクセレンス」と「ワインエキスパート・エクセレンス」は、ソムリエまたはワインエキスパートの資格を5年以上保有していることが受験条件の上位資格です。
- ソムリエ・エクセレンス:就労時間月90時間以上の勤務で通算10年以上の経験が必要
- ワインエキスパート・エクセレンス:基準日(2025年10月6日)時点で満30歳以上であることが必要
試験は一次試験(筆記)、二次試験(テイスティング)、ソムリエ・エクセレンスはさらにサービス実技試験と口頭試問、ワインエキスパート・エクセレンスは論述試験が課されます。
- ワインの高度な専門知識を証明できる
- ワイン業界での評価や地位向上を目指せる
- 実務に即した専門スキルを身につけられる
International A.S.I. Sommelier Diploma(国際ソムリエ協会認定)

International A.S.I. Sommelier Diplomaは、ヨーロッパに本部を置く、世界66か国のソムリエ協会が所属する国際ソムリエ協会A.S.I.が主宰するソムリエ資格試験です。母国語以外での受験が必須で、日本では英語かフランス語を選択する必要があります。
高度な専門知識とサービス力が求められ、合格者は試験の点数によってゴールド・シルバー・ブロンズに分けられます。日本ではソムリエ協会が試験を実施しています。
- 外国語での高度なワインとサービス知識が求められる
- ソムリエとしての最高峰資格
- 世界の舞台で活躍できる
【番外編】ワインとのペアリングに役立つ資格
ワインに加え、醸造、チーズ、ドライフルーツ&ナッツ、チョコレートなど、ワインが更に楽しくなるようなワイン資格を紹介します。
チーズ検定

C.P.A.チーズ検定は、チーズの歴史や製法、風味を選択式で楽しく学べる検定です。
合格するとチーズの仲間を意味する『Comrade of Cheese=コムラード・オブ・チーズ』の称号が得られ、チーズ愛好家としての自信が深まります。知識を確実に証明できる資格です。
- チーズの種類や製造過程を学べる
- ワインとのペアリングに役立つ
- 飲食業界での活用が可能
ドライフルーツ&ナッツマイスター検定

ドライフルーツ&ナッツマイスター検定は、食材としてのドライフルーツとナッツの特性や相性を体系的に学び、ワインや健康食との組み合わせをマスターできる資格です。
- 食材とワインの相性を学べる
- 健康的な食習慣の理解が深まる
- 飲食業界や販売業で役立つ
チョコレート検定(初級)
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チョコレート検定(初級)は、カカオの生態から製法、風味まで幅広く学び、チョコレートの世界を深く楽しむ資格です。
受験後はプロとしての知識を証明でき、各種イベントで交流の機会も広がります。
- チョコレートの知識が深まる
- ワインとの相性を理解できる
- 菓子業界や飲食業界での活用が可能
自分に合ったワイン資格の選び方
ワイン資格には、趣味として楽しむもの、仕事で活かせるもの、国際的に認知されるものの3つの種類があります。
資格の目的を明確にし、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
- 特徴:ワインを楽しむための基礎知識を身につける
- 代表的な資格:ワイン検定ブロンズ・シルバー(J.S.A.)、WSET Level2 など
- おすすめの人:ワインが好きで、より深く楽しみたい人
- 特徴:飲食業界やワイン販売など、実務で活用できる知識を習得
- 代表的な資格:ソムリエ・ワインエキスパート(J.S.A.)、WSET Level3、CSW など
- おすすめの人:飲食業界やワイン業界で働く人、キャリアアップを目指す
- 特徴:海外でも通用する専門知識を証明できる
- 代表的な資格:International A.S.I. Sommelier Diploma など
- おすすめの人:海外でワイン関連の仕事をしたい人、グローバルに活躍したい人
資格取得後のキャリア・活かし方
ワイン資格を取得することで、さまざまなキャリアの選択肢が広がります。資格を活かせる代表的な職業や副業の事例を紹介します。
具体的な職業・業界での活用例
- 飲食業界:レストラン、ワインバー、ホテルのソムリエとしてワインの選定・ペアリングを提案
- ワイン輸入・販売:インポーターやワインショップのバイヤーとして活躍
- ワインスクール講師:専門知識を生かして教育・講義を担当
- ワインライター・ジャーナリスト:ワインに関する記事執筆やメディア出演
副業や個人活動の活用例
- ワイン会主催:ワインイベントの企画・運営で収益化
- ブログ/SNS運営:ワイン情報を発信し、広告収入や企業コラボを得る
- YouTube/オンライン講座:ワイン解説動画を配信し、視聴者との交流を深める
迷ったらどの資格を選ぶ?
ワイン資格を選ぶ際に、特におすすめしたいのがソムリエ・ワインエキスパート(J.S.A.)です。
- ワイン業界未経験でも取得可能
- ワインエキスパートは実務経験が不要なため、初心者でも受験可能
- 独学でも合格できるカリキュラムがある
- 業界での評価が高い
- 日本国内で最も認知度が高く、飲食業界やワイン販売での信頼につながる
- ソムリエ資格はレストランやホテルでの昇進やキャリアアップに有利
- 幅広いキャリアに活かせる
- 飲食業界はもちろん、ワイン販売、教育などさまざまな分野で活用できる
- ワインの専門家として講師業やワインイベントの企画も可能
- テイスティング能力が向上
- ワインの香り・味わいを正確に分析するスキルが身につく
- 多くのワインをテイスティングすることで、実践力が養われる
もし、少し難しく感じる場合はJ.S.A.のワインエキスパートが講師を務め、1日で合格できるワイン検定(ブロンズ/シルバー)から始めるとよいでしょう。
まとめ
ワイン資格には、趣味として楽しむものから、仕事やキャリアアップに直結するもの、国際的な認知度の高いものまで、さまざまな種類があります。
資格を取得することで、ワインの知識を深めるだけでなく、ワイン業界でのキャリアを広げたり、副業や個人活動の幅を広げたりすることも可能になります。
特にソムリエ/ワインエキスパート(J.S.A.)は、日本国内での評価が高く、未経験者でも挑戦できる資格です。飲食業界でのキャリアを目指す方はもちろん、ワインの知識を仕事や趣味に活かしたい方にも最適な資格といえるでしょう。
資格を取ることで、自分自身の世界が広がり新たなチャンスが生まれます。
ワインの知識を深めたい方やキャリアを充実させたい方は、ぜひ自分に合った資格に挑戦して新しい一歩を踏み出してみてください!
