ワインに関する資格や検定を受けたい方にとってまず最初の選択肢に入るのがワインスクールです。
ワインエキスパートやソムリエ資格のような難関資格取得のために受講する講座から、もっと気軽に学びたい方向けにセミナー形式の講座やワイン会も開催されています。
今回は年々受験者数が増え、合格難易度も上がりつつあるワインエキスパート・ソムリエ試験を受験される方向けに、東京都内含む全国でおすすめのワインスクールをご紹介します。
複数ある中から自分に適したワインスクールの選び方やスクールごとの費用比較まで、さまざまな角度から徹底解説します。
おすすめ2選 | オンラインスクール | オフラインスクール |
スクール名 | ![]() ホームワインアカデミー | ![]() アカデミー・デュ・ヴァン |
おすすめポイント | 5000人を合格させた佐々木メソッドの集大成 業界初完全フルカラーの教材を無料配布 108本のワインをテイスティング | 老舗ワインスクール(通学型) 試験対策以外に趣味向けのイベントも開催 ワイン好きの仲間ができやすい |
講座/費用 | ⚫︎総合講座: →148,000円 ※300名限定 └一次試験対策:66,000円 └二次試験対策:108,000円 | ⚫︎受験対策講座:146,300円(税込) ⚫︎基礎速習講座:55,000円(税込) ⚫︎二次試験対策講座:39,600円(税込) ⚫︎テイスティング集中講座:52,800円(税込) |
テイスティング数 | 108本 | 約80本 |
入会金/更新料 | 0円 / 0円 | 5,500円 / 2,200円 |
入会リンク | 初回キャンペーンで申し込む | スクールの詳細を見る |

この記事の監修ソムリエ
佐々木 健太
ホームワインアカデミープロデューサー
年間受講者数日本一を誇るワインスクール講師。21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。現在はワイン初心者でもワインを楽しめるよう小瓶ワインのサブスク「Homewine(ホームワイン)」を初め、会員3,000人を誇る。
ワインスクールとは?カリキュラム内容や受講費相場

ワインスクールとは、ワインについて体系的に学ぶ学習教室です。
ワインスクールにはワインを趣味にしたい方向けにワインイベントを主催したり、ワインエキスパートやソムリエ資格を取得するための試験対策講座も提供したりしています。
試験対策講座では、受講者のレベルや目的に合わせて、総合的な試験対策コースから単発のテイスティング講座まで多彩なカリキュラムが揃っています。
本章では、ワインスクールが用意している試験対策講座の内容と費用について詳しく解説します。
一次試験のカリキュラムと費用
一次試験では世界各国のワイン産地に関する問題や、醸造方法、ワインの歴史など幅広い知識が問われます。またワイン以外にもリキュールやブランデーなど他のお酒からも出題されるため非常に難易度の高い試験となっています。
ワインスクールで用意されている一次試験対策講座には、長期間かけて学習を進める「総合対策講座」と、試験直前に自分の実力を測るための「直前対策講座」の2つがあります。
総合対策講座 | 直前対策講座 | |
講座内容 | ワインの歴史・醸造法・ブドウ品種・酒類全般を学ぶ ソムリエ教本の解説+過去問演習で試験対策を徹底 オンライン(動画・アプリ)と通学形式の選択が可能 | 本番と同じ120〜150分形式の模擬試験 全範囲から120問出題、合格ライン70%を目指す 講師による試験後解説付きで、出題傾向を把握 |
受講費用 | 5〜15万円前後(受講回数・スクールにより異なる) | 6,000〜8,000円前後 |
一次試験 総合対策講座(長期学習向け)の詳細
ワインエキスパート・ソムリエ試験の一次試験は約900ページにも及ぶソムリエ教本から出題されることから、独学での突破は非常に困難といわれています。
そのため、1月~3月に開講が集中するワインスクールでは長期間かけて学習する「総合対策講座」が用意されています。
試験問題の出題傾向を分析し重要ポイントを学べるカリキュラムが組まれているため、効率的な学習を行うことができます。
一次試験 直前対策講座の詳細
一方で、長期学習講座以外に、試験本番に向けての実践練習として、直前対策講座も用意されています。
直前対策講座は模擬試験を行う講座や苦手克服のための短期集中講座など、試験直前で受験者が不安に思う内容に特化した講座が用意されていることが多いです。
特に模擬試験対策講座では実際の試験形式と同じ環境で問題を解き、時間配分や出題傾向を把握することができるので、試験本番で緊張しやすい方などはこちらの講座で一度事前に慣れておくことをおすすめします。
\一次試験対策はどこがおすすめ?/
二次試験のカリキュラムと費用
二次試験(テイスティング試験)では、ワインの品種・産地・味わいの特徴を識別する能力が求められます。
二次試験対策には、ゼロから本格的にテイスティング手法を学ぶ「本格対策講座」と苦手克服ののための「単発テイスティング講座」があります。
一般的に二次試験は独学での対策が難しく、途中からワインスクールに通い始める方もいるくらい難易度が高い試験です。
コンプリート講座(本格対策) | 単発テイスティング講座(苦手克服向け) | |
講座内容 | 本番形式のテイスティング対策 出題の可能性が高いワインを試飲 試験と同じマークシート方式で対策 | 主要品種の比較テイスティング 白ワイン(シャルドネ/リースリング/ソーヴィニヨン・ブランなど) 赤ワイン(ピノ・ノワール/メルロー/カベルネ・ソーヴィニヨンなど) 同一品種で異なる産地でのテイスティング シャルドネ(フランス/カリフォルニア/オーストラリアなど) ピノ・ノワール(フランス/セントラル・オタゴ/オレゴン州など) |
受講費用 | 8〜15万円前後 | 6,000〜8,000円前後 |
二次試験対策 コンプリート講座(本格対策)の詳細
二次試験対策の一般的な講座として有名なのがコンプリート講座です。
本番で出題される可能性が高いワインを講師が厳選し、実際に受講生と一緒に試飲しながら解説する講座内容となっています。
実際のテイスティングの手順や確認ポイント、香りや味わいと捉え方などゼロからテイスティングを勉強する人であれば必ず受講したい講座になります。
単発テイスティング講座(苦手克服向け)の詳細
本格講座とは別に用意されているのが単発ライティング講座です。
二次試験において苦手な品種やカテゴリーがある場合、得点に大きく影響することがあります。 そのため、特定の苦手分野に対して対策をするためにこのような講座が用意されています。
「特定の品種が覚えにくい」「産地ごとの違いを整理したい」といった課題を持つ方は受講してみることをおすすめします。
他にもワインエキスパート・ソムリエ試験の二次試験では、ワイン以外にもブランデーやリキュールといった蒸留酒・混成酒のテイスティング(ブランデーやリキュールなど)も出題されますので、ワイン以外の講座にも参加できると良いかもしれません。
\二次試験対策はどこがおすすめ?/
三次試験(ソムリエ試験のみ)のカリキュラムと費用
ソムリエ試験を受験する方の場合は、三次試験として「論述試験」と「サービス実技試験」の受験が必要になります。
どちらも一次・二次試験とは異なるスキルが求められるため、三次試験専用の対策にも時間を割く必要があります。
論述試験対策(文章力・論理的思考力を強化) | サービス実技対策(実践トレーニング) | |
講座内容 | ・制限時間20分以内で3問の論述試験を対策 ・試験に即した出題形式で、要点を押さえた回答方法を習得 ・文章の組み立て方、論理的な書き方のコツを学ぶ ・想定問題の配信サービス付きプランもあり | ・制限時間7分でコルク抜栓・デキャンタージュを実践 ・ソムリエナイフ・パニエの正しい使い方を学ぶ ・審査員の採点ポイント・NG動作をチェック |
受講費用 | 5,000円前後(60分)or 10,000円前後 | 5,000円前後(60分) |
ソムリエ合格を目指している方は合わせてサービス実技試験と論述試験の対策記事も併せてご覧ください。
最適なワインスクールの選び方5選

ワインスクールと一口に言っても、その内容やサポート体制はさまざまです。
自分に合ったワインスクールを選べると学びの効率も上がりますが、逆に「有名だから」や「安いから」という理由で選んでしまうと将来的に後悔することになることも多々あります。
この章では、後悔しないワインスクール選びのポイントについて5つの観点から解説します。
①講師の合格者輩出実績を確認しよう
ワインスクールのおすすめな選び方でまず注目したいのは、そのスクールの講師がどれだけの合格者を輩出しているかという実績です。
スクール全体の規模が多く、在籍講師が複数いる場合では、誰に当たるか分からないケースもあります。だからこそ、どんな講師が教壇に立つのかやその講師から学べる可能性が高いのかは重要な観点です。
また、公式サイトなどで合格者の人数を公表しているかも重要なポイント。実績を開示しているスクールは、それだけ結果に自信がある証とも言えるでしょう。
さらに、優れた講師は単なる知識だけでなく、生産国やワイナリーを訪れたときの実体験や、生産者との心に残るエピソードなど、リアルな話を交えながら講義をしてくれます。
こうした生の情報は、記憶にも残りやすく、受験生であるあなたの学びが一層深まる要因になります。
②一次試験と並行して二次試験の基礎固めができるか
ワインスクールでは、一次試験終了後から二次試験の直前対策講座が開始されるのが一般的です。
しかし、一次試験終了後から二次試験までの学習期間は2ヶ月ほどしかなく、この短期間でテイスティングの基礎から試験に突破できるレベルまでに引き上げるのはかなりの努力と費用がかかります。

テクニック的な部分だけであれば直前対策でも習得できますが、「渋味・酸味の捉え方」や「アルコール度数を0.5%刻みで捉える力」などは1,2ヶ月で身につくものではありません。
そのため二次試験対策をいつから始められるのかといったワインスクールの学習スケジュールは入会前に必ず確認するようにしましょう。
一次試験対策期間中にも二次試験対策を進められると理想ではあります。
③継続して学び続けられる環境やサポートがあるか
ワインスクールにはオンラインで学ぶ形式と校舎に通い学習する通学形式の2パターンがあります。
オンラインスクールで学習を進めようとしている方であれば基本的には自分で講義動画を見ながら学習していくため、モチベーションを維持できるような副次的なサービスやコンテンツが用意されているかを確認しましょう。
また、通学型ワインスクールを選ぶ場合は「毎週その場所まで通えるかどうか」も大事なポイントです。日々の忙しいスケジュールや交通費の負担を考えると、継続するのが難しくなることもあります。
自分の生活リズムと無理なく両立できるスタイルかを、しっかり見極めておきましょう。
④提供している学習コンテンツの質
受講形式以外にチェックしておきたいのが、学習コンテンツの中身です。
J.S.A日本ソムリエ協会が発行するソムリエ教本を使用するだけでなく、スクール独自のテキスト教本を作っているところは、それだけ教材に力を入れており、受験生の学びをサポートする姿勢が見られます。
完全フルカラーの教材や赤シート付きの教材など学びを後押ししてくれる教材を作っているスクールを選ぶようにしましょう。
また、テキスト教材だけでなくスマホやPCで使える「Web問題集」が用意されていると、スキマ時間にも復習が捗ります。サポート教材も充実しているか事前に確認しましょう。
さらに二次試験対策では、実際にワインを試飲できる回数も重要です。テイスティング理論ももちろん重要ですが、二次試験ではどれだけワインを試飲したかという経験も大切です。
できるだけ多くの種類のワインを体験できるスクールの方が、本番での対応力がぐっと上がります。
⑤オンラインスクールはサポート度合いが重要
ワインスクールの選び方の最後は、自分のペースで学習を進められるオンラインスクール選びについて重要なポイントをご紹介します。
オンラインでの学習は近年増加傾向にありますが、選ぶ際には「サポート体制」に注目しましょう。
例えば、動画をただ見て終わりという形式が中心の場合、疑問が残ってもそのままになってしまうケースがあります。
そのため、わからない箇所があった場合に質問ができる環境や仕組みが用意されているかや、添削やフィードバックがあるかを事前に確認しましょう。
定期的な面談やフォローアップの仕組みが整っているスクールを選ぶことで、オンラインでも安心して学び進めることができます。
主要ワインスクール人気おすすめ4選
この章では実際にワインエキスパートやソムリエ試験に合格した人の声やスクールのカリキュラム内容、料金形態や特徴、前章で述べた選定基準をもとに東京都心を中心としたおすすめのワインスクールを4社厳選しました。
ワインスクールに求める基準や大事にしたいポイントを比較しながら自分に合った1社を見つけてみてください。
スクール名 | 特徴 | 学習形式 | 校舎 | コースと費用*1 | 授業回数 | 登録料(会費)/更新料 | 1講義あたりの費用 | テイスティング数 | アプリ学習 | 講師 | 中間/期末試験 |
![]() ホームワインアカデミー | ・累計5000名以上の合格メソッド ・完全フルカラーテキスト ・100本以上のテイスティング | オンライン | なし | 総合講座: └一次試験対策:66,000円 └二次試験対策:108,000円 | 一次試験対策:100本の講義動画 二次試験対策:全22回 | 0円 / 0円 | 1,213円(税込) | 108銘柄 | ⚪︎ | 佐々木健太 | 単発講座への申し込みが必要 |
![]() ヴィノテラス | ・老舗オンラインワインスクール ・全国どこからでも受講可能 | オンライン | なし | コンプリートコース:104,800円(税込) └一次試験対策講座:55,000円(税込) └テイスティング・プラス講座:49,800円(税込) ※二次試験対策は別途追加費用 | 一次試験対策講座:全22回 テイスティング・プラス講座:全6回 | 0円 / 0円 | 3,743円(税込) | 36銘柄 | ⚪︎ | 梁 世柱 | 単発講座への申し込みが必要 |
![]() アカデミー・デュ・ヴァン | ・38年の歴史を誇るワインスクール ・趣味から資格取得まで幅広く対応 | 通学・オンライン | 青山校(東京) 銀座校(東京) 名古屋校 大阪校 | 受験対策講座:146,300円(税込) 基礎速習講座:55,000円(税込) 二次試験対策講座:39,600円(税込) テイスティング集中講座:52,800円(税込) | 全20回 | 5,500円 / 2,200円 ※共に税込 | 7,590円(税込) | 約80銘柄 | △ ※Web版のみ | 複数名から選択 | 単発講座への申し込みが必要 |
![]() レコール・デュ・ヴァン | ・講師人数が充実 ・充実したサポート体制 | 通学・オンライン | 新宿校(東京) 渋谷校(東京) | ソムリエ・ワインエキスパート資格対策【実戦】講座:146,300円 ※オンライン受講の場合:166,300円 二次試験対策講座:24,980円(税込) | 全20回 | 5,500円(税込) | 7,590円(税込) | 約100銘柄 | △ ※Web版のみ | 複数名から選択 | 単発講座への申し込みが必要 |
ホームワインアカデミー

総合対策講座(一次/二次) | 【300名限定】148,000円(税込) 定価:168,000円(税込) |
一次試験対策講座 | 66,000円(税込) |
二次試験対策講座 | 108,000円(税込) |
ホームワインアカデミーは累計5,000名以上もの受験生を合格へと導いた佐々木健太氏が主任講師を務めるオンラインワインスクールです。
また累計会員数5,000人を超える「自宅に届くワインスクール」をコンセプトとしたホームワインが母体になって運営しており、初心者にもわかりやすい学習コンテンツ作りの理念を受け継いだスクールとなっています。
ホームワインアカデミーが選ばれる3つの理由
- 全ページフルカラーのオリジナルテキスト教材
- 練習問題を5000問搭載したオリジナルアプリ
- テキスト教材の学習フローと連携した108本のテイスティングワイン提供
一次試験対策を受講される方に無料で配布している教材は、全ページフルカラーのオリジナルテキストで、写真やイラストを多く使用した視覚的にも覚えやすい形式を採用しています。
また、教材内には赤シートを使って何度も復習を繰り返せるようになっているだけでなく、会員であれば誰でも利用できるオリジナルアプリには約5000問の練習問題やソムリエ佐々木が講師を務める100本以上の解説動画が搭載されています。
さらに、二次試験対策講座ではこれまで数千人もの合格者を輩出してきた講師の佐々木メソッドが詰まった全22回の講座が用意されています。
受講者は合計108本のワインをテイスティングしながらワインの捉え方から二次試験当日の注意点など完全サポートを受けることができます。
この108本のワインは一次試験対策講座の学習カリキュラムと連動しております。そのため試飲しながら一次試験のテーマについて学習できるのでより記憶に残りやすくなる仕掛けがされています。
ここで注目したいポイントとしては、一次試験対策の時期から二次試験対策を同時に行うことができるため、他のスクールよりも試験対策期間が長く確保できます。
この独自カリキュラムは、テイスティングで重要になる酸味・渋味の捉え方は一次試験終了後から数ヶ月で身につくものではないという佐々木氏のこれまでの講師歴から生まれています。

二次試験はテクニックでなんとかなる問題と、試験前1,2ヶ月の対策では回答ができない問題が出題されます。そのため、出来る限り長い時間をかけて二次試験対策をする必要があります。
ホームワインアカデミーはただ質の高い講義を提供するだけではなく、受講生が疑問や質問がある際にはInstagramでのライブ配信や公式LINEでの質疑応答サービスも無料で提供しています。
まさにワインエキスパート・ソムリエ試験合格に特化したワインスクールと言えます。
スクール名 | ホームワインアカデミー |
主任講師 | 佐々木健太 |
講義形式 | オンライン |
開校場所 | ー |
入会金 | 無料 |
受講費用 | ⚫︎総合対策講座: →300名限定キャンペーン中:148,000円(税込) ⚫︎一次試験対策:66,000円(税込) ⚫︎二次試験対策:108,000円(税込) |
サポート特典 | ⚫︎オリジナルアプリ └練習問題:5,000問 └講義動画:100本以上 └模擬試験機能:あり ⚫︎質問回答ライブ配信 |
アプリ学習 | 5000問搭載のアプリを無料提供 |
無料特典 | ISO国際規格ワイングラス6脚(5,940円相当)※総合対策講座申し込みのみ |
ホームページ | https://homewine.jp/academy/ |
\累計5,000名の合格者の仲間入り!/
ヴィノテラス

コンプリートコース | 定価:104,800円(税込) |
一次試験集中コース | 55,000円(税込) |
テイスティング・プラスコース | 49,800円(税込) |
二次試験対策コース | 基礎マスター講座:1講座 6,600円(税込)× 全3講座 = 合計19,800円(税込) 比較テイスティング講座:1講座 7,700円(税込)× 全6講座 = 合計46,200円(税込) 本番想定講座:1講座 7,700円(税込)× 全5講座 = 合計38,500円(税込) |
ヴィノテラスは老舗のオンワインワインスクールで現ホームワインアカデミー講師である佐々木健太氏が主任講師を勤めていました。
現在は梁 世柱氏が講師を務めており、ワインエキスパート・ソムリエ試験対策講座を提供しています。全ての講義がオンラインで受けられるため自宅にいながらゆっくりと講義を受けることが特徴です。
一次試験対策では全22回の講義で世界各国のワイン産地について学んだり、チーズやワイン以外のお酒に関することについても学習するカリキュラムとなっています。
二次試験のテイスティング対策についてはコンプリートコースとは別の講義として用意されていますが、コンプリートコースには「テイスティング・プラスコース」と呼ばれる二次試験対策前の準備講座がセットになっています。
テイスティング・プラスコースでは全6回の講義で合計36本のワインを試飲します。このコースを「ステップ0」として、一次試験終了後から対策が始まる二次試験対策講座にて「ステップ1~3」が用意されています。
テイスティングプラスコースを受講しているからこそ、後に受講する3つのステップ(基礎/比較/応用)へスムーズに進めます。
スクール名 | VINOTERAS |
主任講師 | 梁 世柱 |
講義形式 | オンライン |
開校場所 | ー |
入会金 | 無料 |
受講費用 | 【一次試験対策+二次試験対策前準備】 ⚫︎コンプリートコース:104,800円(税込) ⚫︎一次試験集中コース:55,000円(税込) ⚫︎テイスティング・プラスコース:49,800円(税込) 【二次試験対策】 ⚫︎基礎マスター講座:1講座 6,600円(税込)※全3回 ⚫︎比較テイスティング講座:1講座 7,700円(税込)※全6回 ⚫︎本番想定講座:1講座 7,700円(税込)※全5回 |
サポート特典 | ⚫︎VINOLET:4,500円(税込) ⚫︎ソムリエ・ワインエキスパート試験対策テキスト:4,800円(税込) |
アプリ学習 | 練習問題が4000問以上のVINOLET:4,500円(税込) |
無料特典 | 無料体験講座を受講された方に試験対策講座のお申し込み時に使える1000円分のクーポンをプレゼント |
ホームページ | https://school.vnts.jp/ |
アカデミー・デュ・ヴァン

受験対策講座 | 146,300円(税込) |
基礎速習講座 | 55,000円(税込) |
特別対策講座(一次試験関連) | 【前半】総ざらい講座:各回4,070円(税込)※パート1~3まで 【試験直前】総ざらい講座:14,850円(税込) |
特別対策講座(二次試験関連) | 二次試験対策講座:39,600円(税込) テイスティング特訓講座:52,800円(税込)※4月開講 夏季テイスティング集中講座: └【基礎編】28,600円(税込) └【応用編】35,200円(税込) |
入会金 / 更新料 | 入会金:5,500円(税込) 更新料:2,200円(税込) |
アカデミー・デュ・ヴァンは国内で最も古い歴史を持つワインスクールです。東京(青山・銀座)や名古屋、大阪に校舎を構え、複数の講師陣が受講者のサポートをしています。
その長い歴史からこれまで多くの人がアカデミー・デュ・ヴァンの講義を受講しているため、その指導実績から受講生のレベルに合った講座を提供しています。
全20回の対策講座では世界各国の主要ワイン産地だけでなく、ペアリングやサービス実技など、二次試験や三次試験の内容も一部紹介したカリキュラムになっているため試験の全体像なども把握しやすいです。
他のワインスクールと異なる点としてはワインエキスパートやソムリエ試験のような資格試験の対策講座以外にも、趣味としてワインを楽しみたい方向けにイベントや講座を用意している点です。
ワイン初心者の方や最近ワインに興味が出始めた方がもう少しワインの世界に入り込むきっかけになるのはまさにこのワインスクールの強みなのではないでしょうか。
試験対策に関してこれまで紹介してきたワインスクールとの違いとしては校舎があることです。ワインが持つ魅力の一つにワイン好きで集まるコミュニティがあります。同じ部屋で一緒にワインを学び、楽しんだ仲間と将来的に長い繋がりを築けるのはオフラインスクールならではの良さです。
スクール名 | アカデミー・デュ・ヴァン |
主任講師 | 複数名在籍 |
講義形式 | 通学 or オンライン |
開校場所 | 青山校(東京)銀座校(東京) 名古屋校(愛知) 大阪校 |
入会金 | 無料 |
受講費用 | 【一次試験対策+二次試験対策前準備】 ⚫︎受験対策講座:146,300円(税込) ⚫︎基礎速習講座:55,000円(税込) 【特別対策講座】 ⚫︎【前半】総ざらい講座:各回4,070円(税込)※パート1~3まで ⚫︎【試験直前】総ざらい講座:14,850円(税込) ⚫︎二次試験対策講座:39,600円(税込) ⚫︎テイスティング特訓講座:52,800円(税込)※4月開講 ⚫︎夏季テイスティング集中講座: └【基礎編】28,600円(税込) └【応用編】35,200円(税込) |
サポート特典 | ⚫︎VINOLET:4,500円(税込) ⚫︎ソムリエ・ワインエキスパート試験対策テキスト:4,800円(税込) |
アプリ学習 | なし(Web版での学習サイトあり) |
無料特典 | JCBプラチナカード新規入会で講義費用5%OFF |
ホームページ | https://www.adv.gr.jp/ |
レコール・デュ・ヴァン

ソムリエ・ワインエキスパート資格対策【実戦】講座 | 146,300円(税込) ※166,300円(オンラインの場合) |
二次試験対策 | 24,980円(税込):30ml × 50種類 |
事務手数料 | 5,500円(税込) |
レコール・デュ・ヴァンは東京の渋谷と新宿に校舎を構えるワインスクールで、数あるワインの資格試験の中でもソムリエ試験における合格率が高いことで有名です。
一次・二次・三次試験とそれぞれの対策講座が用意されており、料金形態もシンプルです。
複数の講師陣から自分が受けたい講座を選択できるようになっていますが、裏側では講師陣による試験対策の情報連携がしっかり行われており、長期間の継続学習につながるサポートが手厚くなっています。
というのも、講師や曜日、校舎の振替を容易に行うことができるだけでなく、どの講師もアットホームな雰囲気を作りながら講義を行なっているため、受講生の予定に合わせて講座を受けることができます。
またテイスティング対策では、ワインの色調をしっかり捉えるために、座学を受ける教室とは室内ライトを変える工夫もされています。
そんな試験対策環境が整ったレコール・デュ・ヴァンですが、各教室の雰囲気がよいことからワイン会やイベントでの交流も盛んに行われています。一緒に試験対策を進めている仲間と一緒に楽しくワインを飲めるのはモチベーション維持に繋がっている受講生は多いのではないでしょうか。
スクール名 | レコール・デュ・ヴァン |
主任講師 | 複数名から講師を選択可能 |
講義形式 | 通学 or オンライン |
開校場所 | 渋谷校(東京)新宿校(東京) |
入会金 | 事務手数料:5,500円(税込) |
受講費用 | ⚫︎ソムリエ・ワインエキスパート資格対策【実戦】講座:146,300円(税込) ※166,300円(オンラインの場合) ⚫︎二次試験対策:24,980円(税込) |
サポート特典 | ⚫︎WEB問題集(2024年度版教本の内容での過去問演習):無料 |
アプリ学習 | なし |
無料特典 | 無料体験講座を受講された方限定で事務手数料+3,000円引きキャンペーン |
ホームページ | https://www.duvin.jp/ |
開校日に乗り遅れたらオンラインがおすすめ

ワインスクールに通いたいと思ったとき、すでに開校日を過ぎていると「今から通い始めても大丈夫だろうか」と不安に感じることがあります。
また、4月以降は単発講座が中心になり、体系的に学ぶには不向きな時期に差し掛かってきます。
そんなときでも、オンラインスクールなら自分のペースで学習を進めることができるので、途中参加でも安心です。開校日に間に合わなかった方であれば迷わず選び、少しでも早く試験対策に集中できる環境を整えましょう。
1〜3月開校のワインスクールが多い
多くのワインスクールは通常1月から3月の間に新規クラスを開講し、受講者募集を始めます。
この時期は、ワインエキスパート試験やソムリエ試験を目指す人にとって本格的な学習を始めるベストタイミングです。
しかし、開校日を逃してしまうと、途中から受講するのは心理的にもハードルが高く、授業についていけるか不安になることが少なくありません。
また、4月以降は単発講座やイベント形式の授業が増えるため、基礎から応用まで網羅的に学習したい方にとっては物足りなさを感じることもあります。
オンラインスクールはいつでも好きな講座から学べる
一方で、オンラインスクールなら、開校日に間に合わなくても周りの受講生の目を気にせずに途中参加することができます。
4月以降に入学しても、過去の講座を遡って視聴できるので、自分のペースで学習を進めながら遅れを取り戻すことができます。
さらに、オンラインなら24時間いつでもどこでも受講できるため、仕事の合間や土日の空いた時間に自分のリズムで学習を継続できます。
通学型のスクールに比べて柔軟性が高い点は、忙しい社会人や家庭との両立させながら合格を目指したい方にとって大きなメリットでしょう。
独学とワインスクールはぶっちゃけどっちがいい?
ワインエキスパートやソムリエ試験の勉強を始めようと思ったとき、最初に悩むのが「独学で学ぶか」それとも「ワインスクールに通うか」という選択です。
どちらにもメリット・デメリットがあり、自分の知識レベルや学習スタイルによって最適な方法は変わります。
独学なら自由度が高く、自分のペースで学習を進められますが、効率よく短期間で合格を目指すならワインスクールのサポートが大きな武器になるでしょう。
それでは、それぞれの特徴について具体的に見ていきましょう。
試験慣れしていてワインの基礎知識がある人は独学での挑戦も可能
すでに試験慣れしている人や、ある程度ワインの知識がある方には独学での試験突破も検討に入れて良いでしょう。
特に、アメリカやヨーロッパの地理に詳しい人、最低限のワインの品種・産地・醸造法などを理解している人であれば、独学での合格も十分狙えます目指せます。
ワインエキスパート試験やソムリエ試験では、地理や気候、土壌、ブドウ品種などの背景知識が非常に重要です。すでに世界のワイン産地の位置関係や特徴を把握していれば、参考書や問題集を使って知識を補完しながら効率よく学習を進められます。
独学の場合、学習スケジュールを自分で管理する必要がありますが、試験慣れしている人であれば試験日から逆算した学習計画を練ることができ、スムーズに勉強を進められるでしょう。
ただし、独学は自分のモチベーションを維持することが課題です。仕事やプライベートと並行しながら自分1人でコツコツできる方であれば独学での挑戦も視野に入れても良いかもしれません。
ワイン初心者や試験突破率を高めたいならワインスクール1択!
一方で、ワインの知識やテイスティング経験がほとんどない方であれば、ワインスクールの受講が圧倒的におすすめです。
特に「試験対策の進め方が分からない」「独学ではモチベーションが続かない」と感じる人には、スクールの体系的なカリキュラムと講師のサポートが心強い味方になります。
ホームワインアカデミーのようにプロ講師から長年時間をかけて分析してきた合格ノウハウを聞くことができるので重要なポイントから効率よく学習できる点がワインスクールに通う最大のメリットでしょう。
また、二次試験のテイスティングは、独学で正しい感覚を身につけるのが非常に難しいと言われているため、費用を払ってでもプロのテクニックやワインの捉え方を伝授してもらうほうが圧倒的にコスパが良かったりします。
オンライン・通学問わず、ワインスクールでは受講生である貴方が最短で資格試験に合格できるようさまざまなコンテンツを用意しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。東京都心含め日本には多くのワインスクールがあります。
オンラインスクールでは校舎運営費用がかからないことから様々なサポート特典を用意したり、隙間時間に利用できるアプリを開発したりと受講生が合格にフルコミットできるような教材を取り揃えていました。
一方で通学型にスクールでは、複数の講師から自分に合った講師を選べる環境になっていたり、厳しい試験対策をともにする仲間作りができたりと、オフランならではの魅力があったと思います。
ワインスクールに通う目的や自分の学習能力や慣れている学習形式をしっかり把握した上で、合格実績が高いスクールを選べるとあこがれのワインエキスパートやソムリエ試験合格に繋がるでしょう。
しっかり吟味した上で最適なワインスクールで受験対策を楽しんでみてください。